健康でいるために見落とさないで頂きたいことPART.4「不妊についての考察②」

★「不妊についての考察①」はこちら
https://www.el-aura.com/2013101708/

種無しぶどうの衝撃の真実とは?

こんにちは。
アーユルヴェーダサロンMayuraのカネコです。
前回は不妊と食べ物の関係性についてお話しさせていきましたが、今回は少し掘り下げてみたいと思います。

まずは、種のない果物の話から始めたいと思います。
果物の種ってずいぶん嫌われているようで、種無しぶどう、種無しみかん、種無しスイカ、種無しビワなど品種改良された果物が沢山ありますね。

“技術の進歩”で出来た「種無し果物」。」
「種が入っていると食べるのが面倒~。 種無しなら簡単に食べられるから便利~♡」なんていう嬉しそうな声が聞こえてきそうですが、はて神が自然界に作ったものに不要なものはあるのでしょうか?

なぜ、唐突にこんな話をするかと言うと、去年秋、娘の幼稚園の遠足でぶどう狩りに行った時に農園主さんと話をして気が付いたことがあったからです。
それは、農園主が、「うちのぶどうは種があるから美味しいよ」と言った一言がきっかけで始めた対話でした。

実は私の母は昔から、種のないぶどうは気持ち悪いと言ってわざわざ種ありぶどうを探し求めて買い歩いていました。 そのことがずっと気になっていた私はこの機会に、長年の疑問を晴らすべく農園主に「種無しぶどう」の作り方について質問を投げかけてみました。

すると、「ぶどうにホルモン剤を三回浸すんだよ。そうしたら種が溶けるのさ!」という返事が返ってきたのです。

「ぶどうにホ、ホルモン剤ですか???? どうしてホルモン剤を使用するのですか?」と再び聞くと、「ぶどうを去勢するのさ」という答えが返ってきました。

ぶどうを去勢・・・。(-_-;)

また、自分でも調べてみると、通常、果実はめしべの柱頭に花粉がついて受粉することで子房の中に種子ができ、子房がふくらんで実になるのだそうですが、なんとぶどうは受粉しなくても、房をジベレリン液に浸すことで実を作ることができその結果、受粉していないので種なしぶどうができるらしいのです。
実がなってから去勢するか、最初から薬品に漬けて受粉させないでぶどうを作るか……。

また、スイカの場合は、「コルヒチン」という物質を使用し3倍体のスイカの種を育てると種なしスイカができるのだそうです。そしてどうして種ができないかというと、3倍体だと正常に減数分裂ができないから種がなく子孫は残せなくなり、この代で終わりらしいのです。

ちなみに種なしビワも3倍体だそうで、そのままでは実がつかないので、種なしぶどうと同じくジベレリン処理を行うことで果実を着果・肥大させるのだそうです。

さてここで問題です。
自然の食べ物をわざわざ薬品に漬けて変化させたものを食することへの危険性はないのでしょうか?
また次世代を残せない食べ物を食べ続けることにより、それを食している人間の身体にどのような変化が現れるのでしょうか? また種を無くした物を食する事で、自分達の種まで失っていないでしょうか?

海外の果物には種が入っているのは当たり前の事実を知っている私にとって、目に見える日本人の急激な不妊の増加の一端に、次世代を残せない果物も一役かっているのではないかとついつい疑問に思ってしまうのです。

不自然な食べ物を摂取することにより、不自然な身体になる。こんな悪循環をしていないか今一度、ご自身の食べているものを再確認してみてくださいね。