夏の暴飲暴食で疲れた消化器系を労わろう!~自家栽培ミントで気軽にセルフケア

夏の疲れにミントを活用!

季節は秋を通り越してすぐに冬が来そうな10月も末なのに、まだ夏日があったりと、不安定な気候が続いています。皆様は体調を崩して風邪等ひいていませんか?

先日はまた中国からのPM2.5の影響が日本にもあったりと、油断できなくなりました。
綺麗な青空が見られるのがあとどの位なのかと思うと、しみじみ空を見上げてしまいます。
以前ご紹介させて頂いた(記事はこちら)アロママスク等、常にバッグにしのばせて、いざという時の備えにして下さいね。

これまでは、こういう時にはこの精油でこんなアロマを、というお話でしたが、今後はその精油に使われている植物の性能と効能を少しずつご紹介させて頂きます。

ちょうど今は季節の変わり目ですが、今年は特に猛暑のお陰で暴飲暴食をしてしまって、消火器系がお疲れの方も多いのでは?
そんな時にお勧めのハーブティーが「ミントティー」です。皆様もよくご存知のミントにはとてもたくさんの種類があり、シソ科のハッカ属の総称で多年草です。
そのなかでも、おおまかに、ペパーミント系とスペアミント系に分かれます。他にも数え切れない位豊富な種類がありますが、精油に多く使われるペパーミント系は香りが強く、メントールの含有量が多い為殺菌効果に優れ、飴やガムにも使われています。一方スペアミントは、少し香りが優しく、香りも甘いのが特徴です。


どちらの成分も胃を刺激してくれるので、消化促進を助けたり、胃痛や腹痛を鎮めてくれます。 食べ過ぎたり、飲み過ぎた時の胸焼けや吐き気等の症状を抑えるのに、ペパーミントティーは優れた効果を発揮してくれます。食後にいつもはコーヒーを飲む方も、たまにはミントティーを飲んでみてはいかがですか?
胃の調子が良くなる上に、お口の中もさっぱり爽やかにしてくれますよ。

スペアミントティーは、ペパーミントに比べると、香りも優しく、少し甘い感じがして飲みやすいので、初心者向きです。大きく育った生葉を摘んで、ティーポットに数枚入れてお湯を注ぎ、少々蒸らせば、簡単に美味しいミントティーができますよ。お好みでミルクを入れてもいいですね。
ご家庭で簡単に栽培できるので、是非育ててみてくださいね。生命力が強く、少々放っておいても、土栽培でも水栽培でも育つので、とにかく楽ちんでずぼらさんにもお勧めです! かくいう私も、この夏はたくさん育ったミントに、とてもお世話になりました。写真は庭で採れたアップルミントとマルベリーの実で、お茶とデザートによく使いました。


アップルミント 


マルベリーの実 

たった一株でもどんどん増えるので、使い道に悩む程ですが、肉や魚料理、サラダ・デザート等、幅広く利用できて重宝します。
但し、ペパーミントは香りが強いので、妊娠中や授乳中の方は、飲み過ぎないようにしてくださいね。
因みに、ペパーミントは和名で西洋薄荷、スペアミントは緑薄荷と呼ばれています。
皆様も日々の暮らしに、多くのハーブを取り入れて、是非役立ててみてくださいね。