思考の犯人捜しゲームPART.2

思考が現実を創る

昨日、『思考の犯人捜し』について説明しました。

 

オホン。もう一度言いますよ。

あなたの現実は、全て、あなたの思考が創っています。

 

このルールを採用(意識的に見る)するまでは、あなたは、ナニカあなたの身に起こった出来事に対して、「偶然」ですとか「他人のしわざ」ですとか、とにかく、外からの力によるものだと思ってました。

 

ところが、自分の思考が全ての現実を創っているとシっちゃいましたので、

「ナニカが起こったという事は、私の思考が原因なんだ!」って思い始めます。

 

正解です。

ここまでは、正解です。

あなたの身に起こったナニカは、あなたの思考によるものです。

 

だけど、

「わたしが○○って考えたせいだわ。」とか、

「あの日、△△って思ったせいね。」

と、思考の犯人捜しゲームを始めちゃいますと、なかなか真犯人に行きつきません。

 

それよりも、最短で、原因を特定する方法が、

「その出来事に何を感じたのか?」

と自分に聞く方法です。

 

「どうして残業が無くならないんだろう?」

という出来事に対して、

「会社は忙しいもんだって考えたせいだわ」とか

「人生には嫌なことが起こるって思考しているせいだわ」とか、犯人捜しゲームをするよりも、その出来事に自分がどう感じたかを聞いてみます。

 

「残業が無くならないことに、どう感じるのですか?」

「嫌な気分になる」

「どうして、嫌な気分になるのですか?」

「残業があると、おうちに帰ることが出来ないから」

「どうして、おうちに帰らないと嫌な気分なんですか?」

「自分が自由に過ごす時間が無くなるから。」

「じゃあ、あなたは自由に過ごしたいと思ってるんですね?

あなたは『自由に過ごしたいという型枠』なんですね?」

自由に過ごしたいと思っているから、残業が嫌いなんですね。

 

これが、犯人です。

 

何も無い空間を、「あなた」というフィルター(型枠)を通して見ると、ある特定のナニカが見えるんです。

 

フィルターがあるから、摩擦エネルギーが発生するから、そこに特定のナニカが創造されるんです。

 

何も無い空間を、「自由に過ごしたい」というフィルターを通して見ると、「自由に過ごしたい」出来事が起こります。

 

自由に過ごしたい出来事って何か分かります?

「自由に過ごしたい」とあなたに思わせるための出来事をセッティングすると、どうなります?

 

自由じゃないと思わせる出来事が出来上がりますよね?

残業という出来事が。

 

ほら。

 

あなたという型枠が、何も無い空間を、見つめたトキ、ナニカが形成されます。

 

「自由に過ごしたい」という形の、あなたという型枠が、何も無い空間を見つめたトキ、自由じゃないと思わせる出来事が形成されます。

 

そういうことなんです。

 

だから、思考の真犯人を探すには、その出来事に対して、自分は何を感じる形なのかを突き詰めると、最短で犯人が見つかります。

 

あなたの身の回りで起こる出来事が、どうして起こるのかと言うと、あなたがそう感じるから起こるんです。そう感じなければ、なにも起こりません。

 

何も起こらなければ、そう感じないんでしょ?ってことは、そう感じなければ、何も起こりません。

 

もう一度言います。

そう感じなければ、何も起こりません。

ということは、日常生活で、良いにしろ悪いにしろ、あなたがナニカを感じたのであれば、そこに、創造の原因があります。

 

(PART.3につづく)