思考が現実を創る
昨日、『思考の犯人捜し』について説明しました。
オホン。もう一度言いますよ。
あなたの現実は、全て、あなたの思考が創っています。
このルールを採用(意識的に見る)するまでは、あなたは、ナニカあなたの身に起こった出来事に対して、「偶然」ですとか「他人のしわざ」ですとか、とにかく、外からの力によるものだと思ってました。
ところが、自分の思考が全ての現実を創っているとシっちゃいましたので、
「ナニカが起こったという事は、私の思考が原因なんだ!」って思い始めます。
正解です。
ここまでは、正解です。
あなたの身に起こったナニカは、あなたの思考によるものです。
だけど、
「わたしが○○って考えたせいだわ。」とか、
「あの日、△△って思ったせいね。」
と、思考の犯人捜しゲームを始めちゃいますと、なかなか真犯人に行きつきません。
それよりも、最短で、原因を特定する方法が、
「その出来事に何を感じたのか?」
と自分に聞く方法です。
「どうして残業が無くならないんだろう?」
という出来事に対して、
「会社は忙しいもんだって考えたせいだわ」とか
「人生には嫌なことが起こるって思考しているせいだわ」とか、犯人捜しゲームをするよりも、その出来事に自分がどう感じたかを聞いてみます。
「残業が無くならないことに、どう感じるのですか?」
↓
「嫌な気分になる」
↓
「どうして、嫌な気分になるのですか?」
↓
「残業があると、おうちに帰ることが出来ないから」
↓
「どうして、おうちに帰らないと嫌な気分なんですか?」
↓
「自分が自由に過ごす時間が無くなるから。」
↓
「じゃあ、あなたは自由に過ごしたいと思ってるんですね?
あなたは『自由に過ごしたいという型枠』なんですね?」
自由に過ごしたいと思っているから、残業が嫌いなんですね。
これが、犯人です。
何も無い空間を、「あなた」というフィルター(型枠)を通して見ると、ある特定のナニカが見えるんです。
フィルターがあるから、摩擦エネルギーが発生するから、そこに特定のナニカが創造されるんです。
何も無い空間を、「自由に過ごしたい」というフィルターを通して見ると、「自由に過ごしたい」出来事が起こります。
自由に過ごしたい出来事って何か分かります?
「自由に過ごしたい」とあなたに思わせるための出来事をセッティングすると、どうなります?
自由じゃないと思わせる出来事が出来上がりますよね?
残業という出来事が。
ほら。
あなたという型枠が、何も無い空間を、見つめたトキ、ナニカが形成されます。
「自由に過ごしたい」という形の、あなたという型枠が、何も無い空間を見つめたトキ、自由じゃないと思わせる出来事が形成されます。
そういうことなんです。
だから、思考の真犯人を探すには、その出来事に対して、自分は何を感じる形なのかを突き詰めると、最短で犯人が見つかります。
あなたの身の回りで起こる出来事が、どうして起こるのかと言うと、あなたがそう感じるから起こるんです。そう感じなければ、なにも起こりません。
何も起こらなければ、そう感じないんでしょ?ってことは、そう感じなければ、何も起こりません。
もう一度言います。
そう感じなければ、何も起こりません。
ということは、日常生活で、良いにしろ悪いにしろ、あなたがナニカを感じたのであれば、そこに、創造の原因があります。
(PART.3につづく)