SAM前世療法士が贈る「魂の記憶たち」PART.4~子どもを深く愛せない、体調不良を乗り越えて自分の使命を感じたい(前篇)

子どもを心から愛せない

魂の声を聴くことに特化したカウンセリングを行っております癒しのマリアと申します。
今回はSAM前世療法を受けたことで長年抱えてきたお子様との関係が良くなり心から愛おしく思えるようになった事例をご紹介します。

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クライアントHさんは看護師であり3児の母です。
Hさんによると他のママ友達は子どもを抱っこして可愛がってあげることができているのに、私は何故、子どもを心から愛する事に抵抗感があるのか?思い悩んでいるとのことでした。

子どもに抱っこをせがまれると“抵抗してしまう自分がいるそうなのです。
“子どもは決して可愛くない訳ではないのですが何故か”ママは忙しいから”“ママは手が空いていないから”と拒んでしまうそうです。自分だって可愛がりたいし抱っこしてあげて“生まれてきてくれてありがとう”そう言ってあげたい。その気持ちは強いのです。しかし子どもを目の前にすると何故か子どもに対して抵抗感が出てしまうとのことでした。その他7年前に原因不明の体調不良(軽いパニック症状)をきっかけに“自分には何か?もっとできることがあるのではないか”“自分は何の為に、この世に生まれてきたのか”強く知りたくなった。とのことでした。

インテークの後、箱庭を作成して頂き前世療法セッションに入っていきました。
Hさんに催眠暗示性テストを行うとHさんの暗示性は良好でした。その他、瞑想も経験済みとあって自ら、すんなりと深い催眠状態に進まれました。
段階を踏み、いよいよ魂状態まで後一歩というところまで順調にセラピーは運んでいました。どんな前世人格が顕在化するのか私の好奇心も沸々と湧き、今か今かと魂状態まで至るのを心待ちにしていました。
すると潜在意識を宿した指が魂の状態まで行き着くことができないと訴えられました。私は、ではお尋ねしますよ。魂まで行き着くことができないようですが、もしかして、この者に憑依している。そういう方がいらっしゃれば出てきて下さい。そう訪ねてみました。

すると潜在意識を宿した指が“ピン“と反応しました。
魂遡行を試みる中でクライアントに憑依があると魂の状態まで行き着く事ができません。魂状態の手前になると未浄化な憑依霊が訴えてくるからです。

この現象は何ら不思議な事では無くSAM前世療法では憑依を解くと魂状態に到れることがわかっています。そこで、この未浄化な霊に訪ねてみました。あなたはこの人に助けて欲しいのですよね?どこでこの方を知ったのですか?そう問うと、この人は優しいから助けてもらいたいと思って一緒にいるとのことでした。Hさんの自宅付近で出会ってから一緒にいるとのことでした。貴方は何歳ですか?そう尋ねると、なんと切ないかな”1歳“とのことでした。
遊んでいて池に落ちてしまったとのことでした。寒いし怖いし苦しいし寂しいし、お母さんお父さんともっと一緒に居たかったよ。そう無念な気持ちを訴えられました。このときクライアントHさんの目からは止めどない涙が流れていました。それではね、確かにこのHさんは、とっても優しくっていい人ですよ。でもね、このHさんにこのまま居ても、あなたは辛く淋しい状態のままですよね。あなたを可愛がって心待ちにしている方々から迎えにきて貰いましょうか?あなたが戻る世界へ戻りましょう。そしたらお父さんお母さんを、もっともっと助けてあげられるし、お父さん、お母さんも幸せになりますよ。そうしましょうか?そう促すと潜在意識を宿した指はピンと立ち、天界へ戻る意志を告げてくださいました。

その後一連の手続きを終え無事に、この1歳であると訴えた憑依霊が光の世界へと戻られました。このときクライアントHさんへ”ありがとう“そうメッセージを伝えていたように感じました。

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いかがだったでしょうか「魂の記憶たち」PART.4(前編)は、魂状態へ至れなかった理由として未浄化霊とのカウンセリング風景をお伝えさせていただきました。
どんな霊体も感情(思い)があります。未浄化霊などは肉体に宿っていないだけで人間と変わらない意識体です。“未浄化霊は悪さする“そんな認識が強いかと思われますが、私はSAM前世療法を通じて多くのことが理解できてきました。その中核は”愛”についてということです。“愛を持って向き合う時、奇跡が起こる“そして、それが当たり前であり、この世の流れであり、また真理であること。このことを頭ではなく心で学びました。

次回はいよいよ魂遡行によって顕在化した前世人格のお話です。長年の体調不良が解消し子どもとの関係が劇的に解消された、この症例の後編もお楽しみに。