憂鬱・無気力…こんな秋にならないために~自然を感じてリフレッシュしよう!

気持ちが落ち込む秋

秋は過ごしやすい季節ではありますが、ブルーになりやすい時期です。憂鬱になったり無気力になったりする人も少なくありません。人恋しくなったりする季節でもありますよね。
涼しくはなったものの、何かこう今一つスッキリしない。そういう人も多いかもしれませんね。

秋は夏の疲れが出る時期でもあります。夏の一気に体力が消耗してグッタリしてしまうような暑さによる著しい体力の消耗、それに対抗するかのごとく、節電したい気持ちはあるけれどガンガンにクーラーをかけ、喉越し爽やかなキーンとする感じの冷たい飲み物などを飲むことによる身体の冷えなど、夏の「ツケ」が回ってくる時期でもあります。人間にはホメオスタシスといって、心身の機能を自動的に元に戻そうとする機能があるのですが、それでも強い刺激やストレス、急な季節の変化などがあると、心身に誤作動があっても不思議ではありませんよね。

そのため、風邪をひきやすくなる傾向があります。食欲不振や下痢といった症状も併発するのが、まさに夏の冷えによるツケかもしれません。冷たいものを控え、温かい消化の良いものを摂るよう心がけましょう。心の健康を保つには、身体の健康を保つことも大切です。精神的にも、不調を訴える人が越えて来る人が多いので、そちらのケアも大切になって来ます。

ここで意識して欲しいのが「温かさ」です。実は「温かさ」が心身の不調に大きく影響していると言われているのですが、その「温かさ」と言うのは、「フィジカル的な温かさ」と「メンタル的な温かさ」があるのです。これらは密接な関係があるのです。

春は一年のスタートと言う事にありって清々しく、新しい目標を立てたり夏に向けて頑張ろうと思ったりしてエネルギーもあるのですが、春夏が過ぎるとちょうど一年の入り返しと言う事もあって、新しい目標やワクワクする事も減って来るのか、そうすると無気力になったりすることもあります。冬に向けて楽しい季節イベントなどに意識を向ける事も大切だと思います。人は楽しい未来をしっかりとイメージすることでエネルギーが心の内側から出て来て、ポジティブになれるのです。

秋は比較的のんびり出来る季節でもあるので、スローペースで日々、見落としてきたものにフォーカスして見ると良いと思います。

対策としては、無理をしない程度に身体をケアしながら動く事です。これから、どんどん寒くなって来ますので、部屋にひきこもりがちになってきますが、それは要注意です。

現代人は忙しくて、季節をあまり大切にしなくなった気がします。季節は一歩外に出てみれば、大抵は意識できるのですが、それでも気づかないのですよね。季節ごとの草木、雲の形、昆虫…は都会にはあまりいないかもしれませんが…。とにかく季節を感じられるものは身近にたくさんあるのです。

涼しくなって来ましたので、これを期に休日に運動も兼ねてお散歩に出てみると良いですよ。ご家族やお友達を誘ってみるのも良いと思います。今の季節は、田んぼの収穫も済んでいたりすると、「そういえば新米が出回ってきたな…」など、イメージが連鎖して脳も活性化しますし、とても楽しい気持ちになって来ます。

先ほど、少しお話しましたが、「フィジカルとメンタルの温かさ」を思い出してみて下さい。これらをきちんと対処できれば秋は乗りきれます。その為に、私はお散歩がとても良いと思っています。歩くことで血流は良くなりますし、身体も温まります。外の温度も夏ほど暑くはありませんので熱中症や脱水症状のリスクも少ないです。そして暑くてイライラ等と言う事もありませんので、心に余裕を持って季節感を楽しむ。そうすることで、心もポカポカしてくると言うのが持論です。

そして秋と言えば「食欲の秋」です。美味しいものがたくさん楽しめる季節でもあります。鮭やサンマ、良いですよね。サンマがもう少し手に入れやすくなってくれたら言う事なしですね。そして、なんといっても、焼き芋。これはもうホント、乙女心を刺激しますよね。今回は、あまり触れませんが、なんと、サツマイモはウツ予防にも役立つのですよ。

これで秋はバッチリ。寒い冬に備えて、力をたっぷりつけて下さいね。