感謝玉と文句玉~現実を自在に意味づけする方法~PART.1

現実を解釈するのは自分自身

物理現象には何の意味もありません。
例えば自動車スクラップ工場では、車と車が激しくぶつかるという物理現象が起きています。

車と車がぶつかるという物理現象は中立で、そこに、なんの意味もありません。
ただの、現象です。
それを見て、Aと思ったり、Bと思ったり、好き勝手な反応をすることができるのが、人間の奇跡の能力です。

車と車が激しくぶつかるのを見て、
「オーマイガット、マイカーガッ!!」とも思えますし、
「スクラップのお仕事です。」とも思えます。
解釈問題なんです。

その現象を、どう解釈するかは、その人の自由なんです。
決まった答えはありません

この世というのは、あなたの意識が映し出されているただの鏡です。

もちろん、そこに映るのは、映像だけじゃなくて、音も、匂いも、感触も、リアルに映し出す鏡だと思ってください。

その鏡に、「車がぶつかるという現象」が映し出されたトキに、何を思おうと、あなたの自由です。

そして、その思いをさらに、鏡が映し出します。

だって、あなたの思いを映し出すだけの機能、それがこの世だから。
で、鏡にナニカが映ります。
そしてさらに、それを見て、次の瞬間、何を思うのも自由です。
この瞬間、瞬間を繰り返して行って、時を感じています。

事象が中立ならば
「現実を見ても、自分の好きなことだけを思うぞ!」
と決意することもできますよね。

良いことだと思います。
出来れば、「思い続けるぞ!」の方が効果的ですが。
車をぶつけられて、これはただの鏡だって思って、

「よっしゃ!!ラッキー!!」って無理からに思ったとしましょう。
でも次の瞬間、
「ラッキーって思ったんだから、ラッキーな現実来いよ!」って思っちゃうでしょう。
現実に期待しちゃうでしょ?

鏡を先に変えたがってるでしょ?

それって、鏡よ先に映しなさいって言ってるんで、

それは無理なんですよね。
ラッキーな現実が先に来るんじゃなくて、
ラッキーって先に心から思うんです。
そうすれば、鏡に映りますから。

要するに、鏡に映らないくらいで、先に笑うのを止めるようじゃ、まだまだ甘いんです。

思い続けて下さい。
だけど、これをやるときに、あなたの感情を無視しないでね。

次こそは、次こそは・・・、
そろそろ、そろそろ映るぞ!
って苦しむなら、やってる意味がありません。

あなたの感情を一番のナビゲーターにしてください。

現実を見て、自分の好きなことを思い続けて下さい。

次回は、そのためのメソッドをご紹介します。

(PART.2につづく)