TRINITY Vol.48 「エナジーバンパイアにならない・させない スピリチュアルマナー」PART.5 タツコ・マーティンさん(4)

9/28日に発売したTRINITY Vol.48「心身クレンズ」にてご紹介した企画、「エナジーバンパイアにならない・させない スピリチュアルマナー」。
意識的に、もしくは無意識的に人のエネルギーを吸い取ると言われているエナジーバンパイア。「あの人と一緒にいるとなんだか疲れる」という場合はもしかしたらエナジーバンパイアからエネルギーを吸い取られているかもしれません。
でも、その場合、「果たして自分には原因がないのだろうか」と考えることも必要です。特集では、タツコ・マーティンさん、宮崎ますみさん、神尾学さん、アン・キャラハン、上原慶子さんから、それぞれのご専門の視点から「エナジーバンパイア」について語ってくださっています。
本誌ではご紹介しきれなかったアドバイスを、ご紹介します!今回は、アメリカ在住の臨床心理学博士である、タツコ・マーティンさんのからのアドバイス第4弾です。

 

エナジーバンパイアと上手につきあう秘訣

Q9 世界的な宗教指導者や人道的活動家の方などを拝見していると、皆から「エネルギーを下さい」と、見えない無数の手が伸びているような立場に置かれている人もいます。けれども、彼らの魂は汚れる事はないように思えます。彼らと、少しのエネルギーを奪われただけで枯渇する人との違いは何なのでしょうか?

彼らのお顔を拝見すると、目を半分閉じているシーンをよく見かけます。これは、瞑想をしているお姿と見受けられます。瞑想は、物質世界と精神世界とをつなげる役割があるのではないかと思います。物質世界には何でも限界がありますが、精神世界には限界はありません。精神世界を他の言葉で言い換えると、宇宙世界といえます。
宇宙には無限の知恵、クリエイテブな無限のエネルギーが存在しています。ですから、現実世界にどっぷり浸ることは無く、そして浸らなくてもいい状況におかれているので、瞑想にかなりの時間をかけられるのです。それだけ、宇宙の無限のエネルギーと直結できることになります。いつも、無限のエネルギーで満ちていれば、外からどんなにエネルギーを奪われても、ダメージはないのです。
それどころか、そのエネルギーの足りない人々に、どんどん宇宙の無限のエネルギーを分けてあげることができるのです。世界的に有名な、ある宗教指導者の方は一日の大半の時間を瞑想で過ごしていると聞いています。もしこれが事実であれば、何億人もの人が彼からエネルギーを求められても、彼は自分の魂を汚すことなく、この人たちに無限の力を与え続けることが出来るのです。


Q10 エネルギーが繋がりやすい場合、互いに似たものがあるからでしょうか?

そのとおりです。似たもの同士といいますが、ネガティブ思考の人はネガティブ思考の人と気が合うのです。ポジティブ思考の人はポジティブ思考の人と気が合います。それが、ネガティブにしても、ポジティブにしても、意気投合するということは、エネルギーの交流が起こることと同じ意味になります。


Q11 元気なバンパイアと、人から上手く奪えなくて死滅しそうなバンパイアがいると聞きます。大切な人が致命的なバンパイアの場合、助ける事は可能でしょうか?
それとも、助けようなどと思わない方が良いのでしょうか?

その大切な人があなたに助けを求めているなら、気をつけながら助けることは可能でしょう。でも、ご本人が助けを求めていない、助けて欲しくない場合には、あなたは彼を助けることは不可能です。前者の場合には、その人の話をアドバイス無しで聞いてあげる(同調してあげる)とか、エネルギーがつくお食事を工夫したり、なるべくポジティブ思考に導いたりと色々してあげられます。ただし、ここで、あなた自身が彼らのネガティブエネルギーの餌食にならないように自分を守りながら接していかなければいけません。自分と相手に境界性を張り、この大切な相手と接したり、瞑想したり、肯定宣言でまずは自分を守りつつ、助けてあげましょう。

~PART.6につづく~

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タツコ・マーティンさん
臨床心理学博士、心理カウンセラー。
米国ロサンゼルスで、個人・カップル・ファミリーを対象にしたコーチングやカウンセリング日米間の電話コーチングを行う。著書『彼をお金持ちにする方法』(メディアファクトリー)他多数。


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https://www.el-aura.com/2013092602/