SAM前世療法士が贈る「魂の記憶たち」PART.2~ヒステリックな衝動を改善したい~

前世に隠された秘密

魂の声を聴くことに特化したカウンセリングを行っております癒しのマリアと申します。
前回に続き、クライアントさんのセッションレポートをご紹介します。

クライアントAさんは子育ての悩みと、生まれてから心の何処かで自分の感情と上手く付き合えない、そんな悩みを持っておられました。
両親と仲が良いというよりは、子供を持ってからも“私を産んでくれてありがとう“そう思うことが大切と思ってもできず、そんな自分に嫌気がさして抑えられない衝動が噴き出すと、手を噛みパニックの症状が出るとのことでした。愛する子供さんが2人いるとのことですが何故か上のお子さんだけに手を上げてしまうことが増えていて、子供を叱った後に後悔の念が物凄く、パニックを起こすとのこと。

今回いい加減このままでは、いけないと思ってセラピーを受けにいらっしゃったとのことでした。その他、インテークでは戦争もののTVがあると見なくてはならない衝動に駆られることと、負けず嫌いな性格であるとお話を受けました。

箱庭を造って頂いてから前世療法を、行ない魂遡行を経て、このクライアントに1番影響を与えている方が魂の表層にいらっしゃると思いますから3つ数えたら現世の人格と交代してくださいと促し、このクライアントに影響を与えている人格を呼び出しました。
顕在化した人格は、その昔、駿河の国があった辺りを統治している将軍であり戦力は群を抜いて強かったと訴えられました。側室が4人いて子供は10人以上になるが子供を育てるというより統治の地を守り勢力を広げることに全身全霊を注がれた将軍であると、この人格は訴えました。勢力は強く将軍としての力もあり戦では負ける気無しの強い方であることが、このセッションで強く伝わってきました。

しかし、あるとき不意打ちという形で攻め入れられ激しい戦いの中で無念にも命を落とされたと訴えられました。左手の動きが関係し無念にも殺されてしまったと訴えられ左手がもっと動けばと無念な思いの内を訴えられました。その他、この将軍は4人の側室を設けており側室の内、3人自らの手で殺したとのこと。“女は道具ですか?”の私の問には“そうだ”との解答でした。

強い気質を持ち統治を守る将軍として戦いによって敗れたことが無念でならないと、その後は悲痛な胸の内を教えてくださいました。貴方の生きた時代で今世、また出会う計画のある方はこのクライアントに居ますか?の問いにYESでした。

潜在意識を宿した指は、両親、そして上のお子さんと今世で出会うように計画してきた。と解答されました。生まれ変わるときに自分が殺めた側室を両親とし、当時、絶対の信頼を置き忠実に、この武将に従えた者が、このクライアントの子供として出会うように計画してきたと教えてくれました。

ではこのクライアントが子供を強く叱った時に起こす左手を噛みパニックを起こすという行動は前世人格の貴方が引き起こしていましたか?と問うと、自分に忠実であった物が、クライアントの子供となって今世でも守る為にと転生してきているので本人に分からせる為に引き起こしていたと訴えられました。その後、この人格の無念な思いをスピリットヒーリングにて癒して頂きセラピーは終了となりました。

セッション後、手に噛み付いてパニックを起こす時は決まって左手を噛みませんか?と尋ねると。“そうです“とこのクライアントは驚きを隠せない様子でした。前世で現在の両親を殺めているので申し訳なかった念から“産んでくれてありがとう”とは思えなかったのでしょう。クライアントが主訴で訴えていた左手を噛みパニックになることも子供に手をあげた後に襲ってくる後悔も、クライアントさんなりに深く理解されたようでした。「今日の体験を今後の生き方、自分の在り方に生かします」と語ってくれたその瞳には力強い決意がみなぎっておりました。

いかがだったでしょう。貴方にも存在する魂の記憶。
次回もお楽しみに。