「幸せタイムリー~幸運を引き寄せ運勢を好転させる方法」~運を強化し、願いを叶えるキーポイント PART.14

「江戸の縦縞」に江戸の“粋”(いき)の美学を感じる

季節の変わり目もあり、体が追いついていかず、生活のリズムが乱れやすい時期でもあります。こころを落ち着かせて、月光浴で気をパワーアップさせてください。
先日の「中秋の名月」は、お月見団子をいただきながら、お月様の光をたっぷりと楽しませていただきました。

十五夜(現在九月)と十三夜(現在十月)は帝釈天が人間界を回り、人間世界を見渡して、人間が善行に励み悪行に走らないように見守っていると言い伝えられています。
十五夜と十三夜に月の光を浴びると、気の力がおちていても、本来の自分自身の力が出せるようになると言われていますので、ぜひ、トライしてみてください。

先日は雨のなか、“中秋の名月”で有名な「お月見会」や「虫ききの会」などを催している「向島百花園」さん、商い神社の「三囲神社」さん(分社は兜町にあります)、三色団子が美味しい「言問団子」さんなど、久しぶりに‘ひとりぶらり散策”して来ました。

この界隈は、江戸っ子エンジェルセラピストでもある“麗絹”の故郷でもあります♪
浅草が近いこともあり、小さい頃は良く週末に家族で浅草寺へ行ったものです。

毎月、「4」のつく日は神社で縁日が開かれます。(4はエンジェルデーでもあります)以前、年齢退行した時に両親と両手繋ぎしながら、夜の浅草の仲見世を嬉しい気持ちで歩いている子供の私の映像を見ました。沢山の灯がともされた仲見世はとても神秘的でした。
江戸の名残が色濃く残っている環境で生まれ育ったせいか、この時代のお話しは大好き。
先日も「江戸のこどもたち」という本を借りて見ていたのですが、とてもほのぼのとした気持ちになりました。体験したことのない遊びが沢山のっていたので、ここでちょっと江戸時代のおもしろそうな秋遊びをご紹介します。

○芋むしごろごろ
しゃがんで、前の子の帯につかまって、歌いながらにじり歩む。
○折りは
盤双六の遊びで、さいころを振って、出た目で石を取り、石の数を競う。
○ぞうり遊び
鬼決めとして行われた遊びで、仲間のぞうりを片方づつ集めて、いっせいに投げ、裏の出た者を鬼に決めるやり方。
○縁結び(女の子)
男女の名前を書いた札を引いて組み合わせを楽しむ。
○盆綱引き
本来は作柄を占う年占いでしたが、正月や盆に各地で盛んになり、子どもの遊びにもなりました。
○天狗の面
変身願望で人気の天狗の面と神楽鈴を使ったへんしん遊び。

他にも“あやつり人形”“あやとり”松茸狩り“など野外派の子どもにとっては胸弾む季節。

最後に「粋」(いき)という言葉を聞いて、みなさんは何を連想しますか?
私は直ぐに「江戸の縦縞」を思い出します。なぜか、とても強烈に惹かれる柄なのです。「粋」(いき)は、江戸時代に生まれた美意識で、現代でも語り継がれている言葉。「行き」「息」「活き」「心意気」「空気」「旺気」「陰陽の気」など色々解釈出来ます。私のイメージとしては「勇ましい女性」「キリッとした感じ」「ポニーテールが似合う」というイメージ。
記事によれば、
「距離を出来る限り接近せしめつつ、距離の差が極限に達せざることである。
縦縞の平行線は男と女の暗示。平行線である方が「いき」である。
二つの線は限りなく近づくが決して接しない、その状態を「いき」という。
二つの線が交わりそうで交わらない、そういう状態を無限に続けること」。

縦縞を「男と女の暗示」なんてかっこいいですね!なんとも「粋」な表現!ポニーテールに江戸の縦縞の着物が似合う熟女になりたい(笑)なんて思う今日この頃です。
江戸時代の町人文化から生まれた言葉「粋」という美意識を後世にも繋いでいってほしいです。