「羨ましい」という気持ちに隠れているもの

こんにちは。サイキックチャネラー　佐藤友美です。
秋分の日が過ぎて大分『秋』らしくなってきました。ようやく空も高くなり風も涼しさを感じられます。夏の疲れが出る時ですので、身体をいたわりながらお過ごしくださいね。
さて、唐突ですが、『羨ましい』と思う事はありますか？
羨ましいという気持ちは、感じる事自体、嫌だったり感じたくない感情であると思います。

でも、『羨ましい』という気持ちには実はとても大切なものが隠れています。人を羨ましいと感じる時、おそらく私達は、自分が欲しいと思っているのに手に入らないと思っているものを持っている人や、自分が持っているものよりもっと良いものを持っている人、そんな人達に対して感じるのではないでしょうか。

私達の住んでいる日本には、羨ましがってはいけない、という文化もありますから、そんな人を見ても多くの人は羨ましがる自分を否定する、というような感じになりがちで、とても気持ちを抑圧しやすい環境でもあります。

ですが、それは、とっても辛いことです。
ない、と感じているだけでも悲しいのに、さらにそんな自分にダメだしなんて、こんなに辛い事はない上、抑圧すると感情は膨れあがってしまうので、心は自己嫌悪でドロドロになってしまいます。

私達の感情は、自分を知るサイン

実は、私達の感情とは全て意味があり、自分を知る大切なサインとしての機能を備えています。ただ、何となくついている訳ではないんです。
なぜなら、ある場面で泣く人泣かない人がいるように、感情は【内在する自己】が反応して動くように作られているからです。

あなたが誰かを羨ましいと感じる時、他の人全てが同じく感じる訳ではないのと一緒です。あなたの中の”何か”が反応しているワケです。

『羨ましい』という気持ち。それはあなたの大切なものを知らせてくれているとても重要なサインなのです。なので、まずは羨ましく思っている自分を否定するのをやめる事。そして、欲しいと想っている事を素直に受け入れてみる事があなたの中で反応している”何か”を知る大切な一歩なのです。

実は、私達は自分の人生に必要のないものは欲しいと思わないようにできています。これはブループリントのレベルで作られているのでほぼ、資質として持っているものと考えて良いでしょう。

わかりやすい例えで言うと、お金持ちの人に対しては比較的多くの人が羨ましいと感じると思います。なぜなら【豊かさ】というものは本来全ての人に開かれている可能性の一つだからです。

全ての人が豊かになって良いとこの宇宙は考えていますが、私達はなかなかそれを完全に開ききる事は難しく、その難しさの中で多くの事を学んで行くワケです。

その豊かさという可能性をやすやすと開いている人、私のまだ開いていない可能性をやすやすと開いている人、そんな人を見たら羨ましくてしょうがない。

それは、あなたの中でまだ使われていない可能性が出してくれと暴れているだけの事なのです。

自分がもっと自分らしくなる為に、あなたの今まで眠っていた資質が目覚め始めたという素敵なサインなのです。

羨ましいには、これからなる自分像が含まれている

人間は、自分の人生の計画ないものには反応しません。｢外国の大統領が羨ましくていてもたってもいられない｣とか、｢アラブの大富豪が羨ましくて毎日苦しい｣とか、そんな人はそう多くはないはずです。というか、そんな人がいたら相当な大物になるでしょう（笑）

あなたが羨ましいと感じる人は、あなたがこれからなるであろう自分の姿です。

羨ましい気持ちの最大の問題点は、手に入らない　と誤解して感じてしまっている事。でもそうではなくて、本当はあなたが手に入れられるものです。

自分にも手に入るものなのだとわかれば、羨ましいという気持ちは『あこがれ』という感情に変わります。

『あこがれ』に変われば自分の中で扱いやすく、キラキラした感情になります。そうすれば、あなたがそれを手にするのはもっと簡単になります。

手にする事が難しかったり、時間がかかったりするかもしれませんが、その試行錯誤や積み重ねも全てあなたの大切な一部になっていきます。

人生には無駄な事は一つもなく、あなたが欲しいと想うものはいつか必ず手に入ります。
どうか安心して欲しがってください。あなたの人生があなたらしい豊かな人生になります☆

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