海猫屋の「不思議なことなどなにもない!」宇宙人と出会う編PART.1

天使予報士への道

はじめまして!天使予報士☆海猫屋です。今回よりコラムを連載させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします! みなさん「天使予報士とはなんぞや~?」とお思いのことでしょう。なんのことはない占星術です(笑)。

今は毎日の宙模様をお伝えしたり、出世図を用いてそれぞれが生まれながらに持つ星の輝きの解説などをしています。そう、今は。

きっかけは10年ほど前。これまでの価値観がひっくり返ってしまうような出来事が、次々に私の元へやって来ました。考えたことすらなかった出来事に、その後は迷走すること然り!

しかし今思えば、これは決して迷走ではなく、知らず知らずに陥っていた人生の迷路から脱出するための奔走劇だったのです。そうと知るのは随分あとのことですが……どこをどう走り回った挙句、占星術にたどり着いたのか?そして私が天使予報士と名乗る理由とは?

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ある日、食事会に招かれました。隠れ家的で予約も難しいことで有名なお店だったので、どんな趣旨の会なのかも確認せず、いそいそと参加した私。そこでは遺伝子の記憶がどうしたこうしたと、なんとも難しそうな話が繰り広げられていましたが、適当に相槌を打ちながら、美味しい料理を堪能する私……。

すると話に盛り上がっていたうちのお一人が、ふいに私にこう言いました。
「ところで海猫屋さんはどの星から来たのですか?」
はぁ??? 質問の意味がまったくわかりません。しかしその方はなおも続けます。
「私はね、フォーマルハウトから来たんですよ!」
そう主張するのは大学で色彩学の教鞭をとっていたH教授。
「あら先生はフォーマルハウトでしたの、私はプレアデスから来たんですよ。」
続けてそう言い出したのはチャネラーと呼ばれるM先生。
え?ここは宇宙人の集会?美味しい料理に釣られて、私は宇宙人に捕獲されていた?ヒヤリとする脳内を落ち着かせるように、ハモの吸い物をゴクリとする私でした。