満月と夏の流星群を楽しもう

満月が本能を引き出す?

夏もいよいよ本番になってきましたね。熱中症には気を付けてくださいね。お元気ですか?MICHAEL Yukiです。

日付が変わって、昨日7/23の3:16にみずがめ座の満月を迎えました。きっとそのせいだったのでしょう。私は夜中にもかかわらず、チョコレートを欲したり、と食欲が増しているのを感じていました。

これも、満月の影響なのでしょうか?と思うことがこのところ続いていますが、地震がまた活発になって来ていたり、不思議と人間の攻撃性も増すのか、悲惨な事件がテレビでも放送されているのを、今日の午後も見ることがありました。

こういうことは、あまり関連付けると、満月が悪者のように感じてしまいがちですが、人に興奮作用を促す、という部分では、その昔満月に変身する「オオカミ男」が生まれたのも、こういう状態を表現するのに、なんとなく月に吠えるオオカミから連想されていたのかもしれませんね。

本能というのは、不思議なものです。昔の人の方が、もしかしたら、ちゃんと月齢で見えてなくても、そのエネルギーは感じていたのかもしれません。今は、照明などで明るくなってしまった夜の時間帯では、月は、自分で意識して見ないことには、月の明るさも、満ち欠けも見えなくなってしまっているように感じます。

流星群観察にトライしてみて

さて、この夏は、かなり流星群も来ていますので、そちらの方の紹介も今回はしておきたいと思います。なかなかここ最近には無いくらい好条件なようなので、ちょうど夏休みの方は、ぜひとも暗い所へ出向いて、流星群を味わってみて欲しい所です。

既に流星群が見られているかもしれないのが「やぎ座流星群」です。こちらは、一時間当たり3個ぐらいではありますが、爆発を伴うような火球が観測されるものもあるようです。ゆっくりした流れなので、もしかしたら、見つけやすいかもしれませんね。

7/28がピークになるのが、まず「みずがめ座δ流星群」です。こちらは、8月の上旬も見えるようですが、肉眼で見るよりは電波観測の方が良いようです。

そして、珍しい所では、8/12の日没後の19:25頃が東京では「スピカ食」が見られます。南西の空の月が出てきたところに、乙女座のスピカが現れ、月と重なるように、食になるのが見られます。できれば、望遠鏡などがあると見えやすいと思います。

今年の三大流星群の目玉としての一つに上げられているのが、「ペルセウス座流星群」です。こちらは、8/13未明で、月明かりもなく最高の条件になるので、見逃せない天体イベントとなっています。

この日は、伝統的な七夕とも重なります。こと座のベガである織姫星とわし座のアルタイルである彦星を見つけてみるのも良いでしょうね。東の空に見える明るい星なので、気を付けてみてみると、間に天の川も見えるかもしれませんが、街の明かりが邪魔しないところでぜひ頑張って見つけてみてください。

ちなみにペルセウス座流星群のピークは、8/13の午前3時ごろです。出来る限り、暗い所へ出向いて、そして、蚊に刺されないように対策をしてからお出かけくださいね。

「夏の思い出に流星観測」というのもなんだかロマンチックで良いですよね。海辺へ行ったり、山へ行ったりのついでにでも、何かしら星が見える場所を見つけてお出かけしてみてくださいね。

満月の間はなかなか流星は見られませんが、今日は雨が上がったら、月光浴をしてみてくださいね。夏バテ解消するつもりで、エネルギーチャージをしてみてください。

では、また。