あの世に還った後も魂の訓練は続いていく~あなたの努力は大切な故人を浄化する~

死んだら魂はどこへ行く?

今回は、死後の世界のお話をいたします。私たちは寿命を迎えると、肉体を脱ぎ捨て魂と幽体だけになり、光の世界の入り口へと旅立って行きます。この世では、異なったレベルの魂と出会ったりすることができますが、あの世では、自分と同じ魂レベルに還ることになります。同じレベルの魂たちの幽界には、同じような意識レベルの人たちが、あの世で来世に向けて学ぶ場所になります。居心地のよいのは最初だけで、長い時間を同じような魂たちと過ごしても、似たりよったりの思考のために、何をしても指摘されることもなく、向上しないままあの世で生まれ変わる準備ができるようになるまで、居続けることになるかも知れません。

あの世とこの世との違いは、肉体を持っているかいないかだけです。ですから、この世での執着が強ければ強いだけ、あの世に還り、周りを見渡してみると自分に似たような想いを抱いているような魂たちと生活して行くことになります。出来れば、この世では、「もっと、他者のために生きる」という意志を持つことで、ひとつ上のレベルへと向上して行けます。しかし、すでに故人になってしまった人たちは気づいたときには、肉体は存在しません。

時間が経ち、「私は今まで何をして来たんだろう……」と、あの世で気づくことができれば、幽界にいながらして、この世に生きている子孫に願いを託すことも出来るのです。例えば、生きている時に、お金に執着があり、楽をして儲けたいと願ってギャンブル三昧をしていた人は、あの世に還っても、真面目に来世のために勉強しようという気持ちが湧いて来ないでしょう。

ギャンブルをしていないと落ち着かないという執着を持った故人は、あの世に行ってもギャンブルをするために、競馬場・パチンコ屋・カジノに通い、生前と同じような生活をし続けてしまいます。

あの世にもメッセージは届く

肉体を失っても、執着心はすぐには変化しません。しかし、そんな時にお墓参りに来た可愛い孫が、お墓の前で手を合わせて、「おじいちゃん、元気にしていますか? 私はたくさん勉強をして、お母さんとお父さんに褒められました。先生にも褒められました。これからも頑張るね!」などという気持ちは、あの世でもギャンブルを続けているおじいちゃんにもしっかりと届くのです。
孫の想念を受け取ったおじいちゃんはその場で我に返り、「こんなに孫が頑張っているのに、私は一体何をしているのか、これではいけない。しっかりと学び、もう少し、人のためになることをしないとならない」と、気づくこと出来れば、お金に対しての執着を解き、一つ上の階層に魂が向上して行くことができます。

一つ上の階層に上がることで、レベルの異なる魂たちから新入生として迎えられて、あの世での勉強が始まります。

勉強して行くことで、魂は少しずつ浄化されて行きます。家族が努力する姿を見て、故人も上の階層へと行くことで浄化できるのです。お経や高価なお墓よりも、故人を大切に思うのであれば、生きている子孫が努力することで亡くなった人への供養になるのです。

合掌
ありがとうございます。

次は、あの世にいる故人からサポートされ、夢を一緒に叶えて貰える「あの世のシステム」をお伝え致します。