「酒井法子さんは、人から誤って解釈されているのを感じました」。ウィリアム・レーネンさんインタビューPART.1

今年の9月に、女優・酒井法子さんとの対談本を出版される予定のウィリアム・レーネンさん。その話題の本のタイトルは『酒井法子×ウィリアム・レーネン対談DVD付き ウィリアム・レーネンさんから学んだ「つらい過去」を手放す方法』。レーネンさん曰く、女優として復帰を宣言された酒井法子さんは、これまでたくさんの人々に「喜びを与える」ことをしてきたとのこと。けれども、社会に大きく誤解されているので応援のエールを送りたいと願い、この対談本が実現したそうです。

誰にでもつらい過去はあるはず……。何とか乗り切った辛い過去、苦い経験、もう思い出したくはない出来事。そんな「つらい過去」をどうやって手放していったら良いのか? そして、酒井法子さんの対談などについてお話ししていただきました。

レーネンさんがリーディング! 女優・酒井法子さんの使命とは

-酒井法子さんはどのような方でしたか?

レーネンさん:
私が彼女と対談をしたとき、周りにはカメラマンさん、新聞記者の方々、ヘアメイクさん、出版社の方など、さまざまな方がいました。彼女はすべての方を平等に扱う方で、職業や地位によって扱い方を変えない方だと思いました。

そして彼女は、誰かの話を聞くときに、その人を認知して、話し終わるまできちんと話を聞く方でした。多くの人々は「聞く」ということができません。また、彼女には笑いのセンスがありますね。ユーモアを通じて、人とエネルギーの交流ができる所が良いところだと思いました。

酒井法子さんは公には言いませんが、良いことを沢山されてきた方ですし、人が自信をもって生きる大切さを教えていると思います。彼女は「自分はこんな良いことをしてきました」と公には語っていないだけです。たとえば、動物を助ける活動や寄付をしたとしても、特に日本人は公には語らない、そういう文化ですね。

-なぜ、酒井法子さんとの対談本を出版しようと思われたのですか?

レーネンさん:
今回、日本のビジネスパートナーから、数名の写真を受け取り、「このなかで、誰と仕事をしたいですか?」という打診を受けました。特に惹かれたのが「酒井法子さん」。写真を見るとその人が持っているエネルギーや人格が分かります。酒井さんは、とても良いエネルギーを持っているのに、周りに変に誤解されている方です。

多くの人々が彼女のポジティブな面にフォーカスするのではなく、嫉妬心からネガティブなことにフォーカスされているために、人から誤って解釈されているのを感じました。実際に彼女にお会いして、この対談本のプロジェクトは世の中に対しても意味があると確信したのです。

続く

 

<information>
今夏発売予定!
酒井法子×ウィリアム・レーネン対談DVD付き
「ウィリアム・レーネンさんから学んだ『つらい過去』を手放す方法(仮)」(主婦の友社) 1,890円

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Text: Noriko Miyazaki