あなたのお金は「生き金」?それとも「死に金」?「幸せを持続するために投資をすることの大切さ

「生き金」と「死に金」

お金には「死に金」「生き金」の2種類があります。どちらも同じお金なのですが、そのお金を手にした人がどのように使うかによって、異なります。「死に金」とは、自分だけがよい暮らしが出来ればよいと考え、物質的なモノを多く持つが、人のためには惜しんで使わないお金のこと。「生き金」とは、自分以外の人を喜ばせようと知恵を絞り、努力して得たお金です。

どうしても、「死に金」からは低い波長が発生するので、波長の法則と同じでマイナスの出来事を引き寄せてしまいます。地上の世界はスピリチュアルワールド(霊界)とは違い、光の世界よりも闇の世界の方が強く働く傾向があるようです。学びの世界である物質世界には、死んだことを自覚していない未浄化霊が、同じような波長の人の身体に憑依して、人を騙したり、裏切ったり、奪い取ったりしてまでお金を得ようとしている霊と同化してしまう人もいます。

商売でも、波長の低い人は、ラクして儲けたい、努力せずに人よりも良い生活をしたい、注目されたいと思っています。残念ながら物質界では「ラク」「得」を求めてしまう人の方が多いようです。この世の物質社会でお金を使って生活する期間は長くても100年ぐらいでしょう。還暦を迎えても、波動の低い考え方であれば、自分が若い頃にした償いとして、誰かに騙されたり、詐欺に遭ったりして、同じような波長の低い出来事や災難でお金は出て行きます。裕福な生活はそんなに長く続きはしないのです。

お金は物質世界で最強の“学びの道具”

また、その逆の「生き金」は人が喜ぶことや、波長の高い人と一緒に何かを始めると成功し、さらに、お金という対価が宇宙から贈られて来り、喜ばしい出来事が引き寄されて来ます。この物質社会で生活して行くには、お金は必要です。経済的に困らない生活をすることで、このニューエイジ時代で「自分探し」「自分を知る」「魂磨き」を行うためにも、お金は無いよりはあった方がよいでしょう。

それでも、自分のために買い物を続け、ワードローブに入りきらないほどの洋服、バック、靴で人よりも多く保持したところで、心を豊かにすることはできません。お金は人の心を貧しくすることもできますし、活力を与えてくれるアイテムです。物質界における、最強の学びの道具のひとつです。現世で今、どんな気持ちでお金を手にしていたのか、振り返ることで、あなたの晩年が予想されることでしょう。

でも、子供の成長のために、老後のために、もしも、病気になったときのために、何かあったときのために蓄えておくことは悪いことではありません。しかし、それ以外の未来の幸せの貯えとして、「宇宙貯金」をすることをお薦め致します。できれば、あなたができる範囲で自分の収入の中から、目に飛び込んでくる困った人たちのために、その時あなたができることを実践するように心がけことを習慣化できれば、今以上によいカルマが積まれ、本当の意味での幸せを長続きできることを実感できることでしょう。

人のためにお金を使う

多くの真の大金持ちは、必ず、自分が努力した以上のお金は、どこかに寄付する習慣を持っています。寄付やボランティアは偽善者のやることだと思う人もいるでしょうが、「偽」という字の意味は、「人のため」に何かをすることです。国によっては税金対策のために、寄付している大金持ちもいますが、目的は同じになります。

余談ですが、Currency という言葉があります。日本円、アメリカドル、スイスフランなどを貨幣と言います。その貨幣という意味の前に、古フランス語では、「走る」を corre の現在分詞 corant を借用して英語 current になっています。 流通の意味も含まれています。「生き金」は常に流通していた方が本来の意味のお金の役目になります。
愛や感謝を込めて高い波動で使用したお金は、たくさんの人の心を温めて、また、自分のところへ見えないエネルギーと伴に帰って来てくれるのです。

お金と人間関係は似ています。もしも、幸せなお金持ちになりたいと願うのであれば、波長の高いお金の使い方をすることです。感謝の想いでお金を使うことで、そのお金はプラスの念をまとい、波長の高い人へと渡って、また、あなたのところへ帰って来てくれます。その想いを習慣化することで、臨時収入があったり、仕事で昇進したり、新しい友人を通じて素晴らしいプレゼントを頂いたりなど、思いがけない嬉しい出来事を引き寄せられるようになって行くことでしょう。

ありがとうございます。