「地球のことを考えて」エコ・オーガニック・ビューティーが大集結! アースディ東京2013レポ

“地球のために”が集まった2日間

4月20日(土)・21日(日)、東京代々木公演で行われたアースディ東京2013。あいにく、寒い2日間となりましたが、会場には100近いブースの熱気と大勢のお客さんにあふれていました。

アースディのテーマである「地球のことを考えて行動する日」を体現すべく、参加者にはマイ食器の持参を呼びかけ、ワンちゃん連れの来場者のためにウンチ袋を配布するブースなども。場内に数カ所設けられたトークステージでは、地球のこと、子供たちの未来のためになど、さまざまなテーマでのトークショーが開催され、世界の伝統楽器を使ったライブ、また各ブースでの手作り系ワークショップなどもにぎわっていましたね。日曜日には、チャリティ活動などにも積極的な歌手・加藤登紀子さんによるライブも開催。来場者も出展社も一体となって楽しめる雰囲気が作り上げられていました。

蜂蜜しぼりを体験できるワークショップ。その他、農業に関するブースも多数登場していました。家族でも楽しめるイベントに年々なっていっているような気がしますね。

気になる商品&ブース紹介

NPO団体の紹介、有機野菜や無添加にこだわる野菜や食品の販売、手作り雑貨から大手企業まで、実にさまざまなブースが並びます。

楽しみはやっぱり食!という人も多いでしょう。飲食ブースもオーガニックを基本に、グリーンスムージーやタコス、豚まん、カレー、ハンバーガーなどバリエーション豊か。お腹も大満足! もちろん新鮮野菜や加工食品などもたくさん。「松田マヨネーズ」や「三河みりん」「Frosch」など、お馴染みのメーカーさんもたくさん出展していました。

J-WAVEさんのブースでは、ズバリ「洋服の交換パーティー」。なんと日本人は一年間に10キロの服を買い、9キロを捨てているそう。そんな現状を改めつつ、おしゃれを積極的に楽しむためのアースディならではの企画が開催され、大勢の来場者が詰めかけていました。

化粧品の動物実験の取り組みに反対するコスメメーカー「ラッシュジャパン」や、地球環境に負荷をかけない商品づくりを追求する「AVEDA」などオーガニックコスメブースも多数出展していました。キレイなものを食べて、キレイなコスメを使って身体も心もキレイにしていく。そんな、流れが会場にしっかりできている感じ。

こちらは、今注目の美容キーワード「ココナッツ」のコスメや食品を販売する「cocowell」さん。古くから「生命の木」と呼ばれていて、実やオイルは食品や化粧品に、殻や皮はマットやたわし、雑貨に活用できと言われ、熱帯地方に暮らす人々の間では欠かせない植物。

こちらは杏仁にハーブをブレンドしたスキンローションや、ヘアケアライン、ソープなどを取り扱う「ミスエー」。ボトルは、土壌や海中などで自然分解されるものを使用し、原料調達から製造プロセスすべての過程で顔の見える商品づくりをコンセプトにしています。

雑貨や洋服も、天然やオーガニックにこだわったブースがズラリ。ディスプレィもかわいい!
そのほか、鍼灸の体験ができるブースがあったり 、年々ブースのバリエーションも豊かになっています。けれども、地球や自然を大切にするというコンセプトがしっかりと根底になっていて、皆フレンドリー。楽しくお買いものして、地球環境についてのお勉強もできる、そんな有意義なイベントでした。

アースディ東京 http://www.earthday-tokyo.org/2013/