『心理セラピスト』が教える!『効果無きメソッド』~だから効果が出なかったのか!?~

どんなにやってもうまくいかないのはなぜ?

数々の成功法則があります。有名どころで言えば『引き寄せの法則』が最たるものですね。僕の記事を読んで下さっているあなたには『ご縁の法則』あたりを記憶して下さっている方もいらっしゃると思います。僕たち人間は、存在理由がどうであれ、究極は『幸せ』を求めて生きています。その幸せの定義はとても難しいですし、人によって価値観が異なって来るので、あながちどれが間違いということはないのかもしれません。
多くの人が、いろいろな法則やメソッドを勉強していて、とても偉いと思います。流石勤勉だなと常々感じています。ただ、どんなに成功法則を学んでも成功しない人って必ず存在するのです。今までたくさんの人たちと接してきましたが、成功する人と成功しない人、幸せな人と不幸な人の差ってなんだろうって常々気になっていました。

効果無き3つの理由

もしかしたらあなたも知りたいのではないかと思います。そんなわけで今回は『効果無きメソッド』を3つに絞ってお話します。

1.感謝を知らない・忘れている
これは繰り返し繰り返し、事あるごとに口を酸っぱくしてしつこいくらい話しているのですが、超重要事項です。世の中というのは自分だけで成立しているわけではありません。自分以外の誰かがいるから世界は回っているのです。たとえば「人類が滅亡するけど、あなただけは生き残りますよ」なんてことになったら、あなたはきっと幸せではないと思います。つまり、自分自身に感謝する事も大事ですが、自分以外の人が存在しているからこそ自分自身が存在しているのだと言うことを覚えておいて下さい。そうすれば、自然と感謝の気持ちが生まれて来て、度が過ぎた傲慢な態度をとってしまうことも無くなって来ると思います。分かち合いの精神も出てくるかもしれません。シェアの精神は、貢献であり、感謝の分かち合いなのです。

2.過去に負けている
自己実現の基本は『希望』なのですが、僕たち人間は、意識しないとどうしても目標設定にネガティブな動機を持ってしまいます。「私は外見が悪くて見下されてきたから、チヤホヤされるようになりたい!見返してやりたい!」という感じの目標(引き寄せ)設定をしたことはないでしょうか。悔しさをバネにするのも悪くないのですが、これの最大のポイントは、未来に目を向けていないということなのです。過去に外見が悪くて見下された時の感情はリピートされやすいですが、フォーカスすべきは、未来に得たい感情なのです。辛い過去を否定するつもりはありませんが、それを引きづりながら自己実現しようとするのは、ドラゴンボールに出てくる亀仙人の重たい甲羅を背負って走っているようなものです。筋トレしているわけではないので、これを続けると自己実現のスピードは一気に遅くなってしまうのです。

3.究極の使命を忘れている
案外意識している人は少ないと思うのですが、そもそも何のために自己実現を目指したり、引き寄せをしたりするのでしょうか。これは至ってシンプルなのですが『成長』するためだと言っても過言ではありません。いいですか。人間は成長する動物なのです。挫折しても失敗しても、時には敵を作ってしまっても成長するために前に進もうとするのです。何がどう成長すればいいのかというのは個々の命題によって異なって来ますが、とにかく成長し続けることこそが究極のゴールなのです。自己実現や引き寄せが上手にできない人のほどんどが、「成長とか、そんな面倒なことをすっ飛ばして願望成就したい!」と思っていることだったりします。

もし、あなたが自己実現をするために何らかのメソッドを駆使しようと思ったら、この3点を意識して見て下さい。