小杉治の『人生山あり、谷あり』PART.8~『早起きの習慣』

こんにちは。今回で連載も第8弾になりました。立春の過ぎ春の足音や春一番の便りも聞こえてきそうですね。 さて、今回のテーマは「春眠暁を覚えず」と言う言葉もある位に暖かな布団から出るのは勇気がいるこの時期に、あえて『早起きの習慣』等と言う辛気臭いものを持ってきました。何故かと言えばこの重要性にいち早く心底気づき習慣化し皆さんに成功者になって頂きたいからなんです。大きなお世話、別に成功者なんていいよとお思いの方でも是非とも読んでください。後悔はさせません。

では、『早起きの習慣』の始まり始まり。 

早起きはただすればいいわけではない

成功哲学の本や自己啓発の本ではほぼ必ずこの習慣を薦めています。そして、多くの偉人たちもこの習慣の偉大さを語っています。そんなにすごい習慣なのか?たかが早起きをするって事が! 私も初めはそう思いました。元来私は朝には強い方ですし、殊更そんなに気張らなくても大した習慣ではないと思っていました。知見が浅いとはこんなことを言うんですね。ある方の勧めもあって昨年の6月頃から『早起きの習慣』を始めました。正確に言うと目的を持った『早起きの習慣』です。

どんな事かと言いますとご承知のようにただ早起きをすれば成功者になれるとはどなたも言っていません。早起きをすることで余裕を持ってその日の準備が出来るとか、気が向いたら読書をするとかそんなに浅い考えでもありません。勿論時間的ゆとりを持てれば精神的にもいいですし忘れ物なども減り落ち着いて事に臨める様になるでしょう。それだけでも充分に早起きをする価値があるというものです。でも本当の価値はそんなものではないのです。考えてみてください。毎日自然に出来る様になることを習慣と言います。忘れる事もなく、特に時間の事ですからいつもの通りの時間で。肌の手入れや歯磨きの様にこともなげに毎日当たり前に出来る様にするんです。早起きをですよ。その為には早く寝ることも重要になってきます。人付き合いや接待などもある中で毎日続けるんですよ。どうですか? 出来そうですか? 

早起きを習慣にすることをまず第一に
目的はその後についてくる 

初めから例外を認めたり、今日は特別っていうのは無しですよ。大目に見て一年に何回かの二度寝はいいとしてもかなり大変な習慣形成です。でも、まず起きる習慣をつけるのは第一段階です。そう、初めは起きる習慣が大切ですから早起きして何かをしようなどと頑張らないでいいんです。早起き自体の習慣化が大変なんですから。毎日できたら凄いんですから。

その内、毎日早起きが自然に出来たら『何か』したくなりますよ。だって、何の目的もないのに早起きをしていたら勿体ないともう様になるからです。でもね、ここが大切なんです。初めは欲張らないで起きるだけ。勿体ないと言う気持ちが出たら自然に役に立つことをし出しますよ。 

早起きでできるプラチナタイムの活用 

私は早起きしたらまず、自己啓発のCDを聴きながらFacebookに投稿して、それを自分の会社のブログとアメブロにコピーしてそれからトレーニングをします。この1時間は誰にも邪魔をされない『プラチナタイム』です。お陰様で文章を書くことが楽に出来る様になって体は20代の様になりました。そして、前の晩のお酒も控える様になりましたし、無駄に呑みに行く回数も減りました。
当然、時間にゆとりがありますから時にはこうして原稿を書いたり、頻繁に今後の事を考えたり、思い出したように知り合いにメールをしたり、仕事の質を上げるインプットをしたりといいことづくめです。

早起きをして損をする事はありません。私は欲張りですから今日も損をしないために早起きをしました。二時間の特別な時間を手に入れると何でもできる気がしますよ。皆さん、まずは起きるだけから始めてみませんか?

 

★バックナンバーはこちら