「蒼月紫野の石と幸せに暮らすHappyLife」パワーストーン生活をステップアップ!PART.15

石達とのコミュニケーションを楽しむ

石の会話も弾んできた頃家に着いたので、話しながら石達は水で綺麗にされていました。なかなか丁寧でよろしい、というのが石達の感想だったようです。一つ一つ、丁寧に拭かれていき…「みんな、よろしくね」とのマスターの声。石冥利につきるといえましょう。

まずは誰から挨拶したらいいかなと思いつつ石初心者さんは考えました。兄弟モリオンは後回しで水晶クラスターに挨拶をすることにしました。
「初めまして、水晶クラスターさん。お名前はそのうち考えるので、今日からどうぞよろしくね!」
こちらこそよろしくというような声が聞こえた気がします。ハインリヒのフォローが入って、
「彼はまだ慣れていないから、声は最初のうちは小さいけれど、しばらくしたら慣れてくるから大丈夫だよ」
「うん、ハインリヒ、有難う」
そして次は兄弟モリオン。
「初めまして!兄弟でうちに来てくれて有難うね。今日からよろしくね!――うちを守ってくれそうな雰囲気だけど、どうしたらいいかな?」
「一人は玄関、一人はマスターが良くいる部屋の窓辺において下さい」
どっちが喋ったのかは分かりませんがモリオンからは返事が返ってきてくれました。ハインリヒとは違う感じの鋼のような声でした。

石に愛されるのは努力する人

各石をそれそれの場所にセットしおわり、石初心者さんはハインリヒとお茶を楽しむことにしました。
「どうだった、二回目の石屋さんは」
「前回より落ち着いてよく見られたかな。あの石屋さん自転車でも行けそうな距離だし電車でもいけるし、あそこをメインのお店にしようかな」
「いいんじゃない?よくあの店は人が来るけど品がいいヒトや丁寧なヒトが多いよ」
「そうかー私も品良くなりたいな」
「それならピンク系の石達を選ぶといいよ、優しく教えてくれるよ」
「わーほんと!」
「うん、おすすめの子はいるけど高いんだよね…ジュエリー扱いの子なんだ」
「なるほど、がんばって働いてお金貯めようっと」

こんな感じに考えられているならあなたは正解です。
ここで、欲しいけど働きたくないとか、ただでお金欲しいとか、他人任せな言動をとると石からそっぽをむかれてしまいますので注意して下さいね。石達は努力している人が好きなのです。

 

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