お正月をより充実させる!~本当にあげてほしい『お年玉』とは?~

あけましておめでとうございます。
読者であるあなた、そして編集部の方には本当にお世話になりました。今、僕がこうして幸せでいられるのもあなたの優しさや愛情、応援あってこそだと思っております。今年も引き続き宜しくお願いします。

世間のみなさんは非常に真面目な方が多いので、新年こそ気合いを入れて気持ちを入れ替えて新年の目標を立てて…という方が多いと思います。学生さんなら、「より良い成績をとってよりレベルの高い学校に行くぞ!」とか、社会人なら、「ビジネスで一旗あげるために今から頑張るぞ!」とか考えているかもしれませんね。とても、素晴らしい事だと思います。

ただ、それらの目標設定も大事なのですが、せっかくのお正月ですので、『お年玉マインド』を意識化に落とし込む作業をしていただけたら、一層新年が充実するのではないかと思います。

『お年玉マインド』の説明をする前に、まず『お年玉』についてお話ししたいと思います。
そもそも、お年玉とは何なのでしょう。『お年玉』語源ですが、はるか昔からの風習であった年神様に奉納された鏡餅(お供え餅)を参拝しに来て下さった人たちに分け与えた神事からきているといわれています。鏡餅(お供え餅)は元々鏡の形を模したものであり、魂を映し出すものと言われていました。『魂』は別の言い方では『玉』とも表現する場合がありますが、年神様の『玉』ということから『年の玉(魂)』、それに「御」がついて『お年玉』と言われるようになったそうです。これを受け取った参拝者でもある家主が、家族たちに砕いて半紙に包み分け与えたのが『お年玉』のルーツと言われています。

つまり、『お年玉』と言うのは本来の意味を考えるなら、必ずしも『現金』を指しているわけでは無いとも言えます。強調しておきますが、僕は『現金』は大好きですし、否定するつもりはまったくありません。あげる人がいたら、遠慮なくたくさんあげてください。そして僕に下さる方、大歓迎です(笑)

『玉』を『心』という言葉に置き換えると、『お年玉』とは「心を分け与えたモノ」。さらに言い換えるなら『心配り』と言えると思います。つまり、これを僕が提唱している『お年玉マインド』です。ちなみにこのマインドセットは宗教的意味合いではなく僕がオススメしている幸せメソッドの1つなので、ご了承ください。

もし元旦に『お年玉マインド』を心に刻み込んで実行したら、その年のスタートは、とても満たされたモノになるのではないでしょうか。善意は拡散します。自分のエゴももちろんあって良いですし僕もたくさんありますが、気持ちを切り替えてより良い一年を過ごしたいのなら、なおさら、善意・善行から始めた方が確実に充実したものになると思います。

それでは、お互い、よりよい年を送りましょうね。いつもありがとうございます。