おのころ心平さん「ココロとカラダの欲求チェックと内臓傾向」PART.14

TRINITY No.44で「ココロとカラダの欲求チェックと内臓傾向~カラダの症状が語る5つの心理」と題した企画の監修をして下さったボディサイコロジストのおのころ心平さん。TRINITY WEBで連載中の「出逢いのチャクラ~生まれた曜日とチャクラの関係」も大好評! 今最も注目されている「ココロとカラダ」のスペシャリストです。

本誌では残念ながらご紹介しきれなかった、おのころ心平さんのインタビューを、これから数回に渡ってTRINITY WEBでご紹介します! 今回は第12弾です!

 

―アトピーは、ある意味社会の環境が生み出した病気なんですね。
あとは心理的なバウンダリーですよね。バウンダリーは、時分の場所はどこからどこまでの範囲かっていう境界線ですが、そのバウンダリーが明確ではないのもアトピーのひとつの要因です。アトピーはイギリスで一番多くて、次がニュージーランド、そして日本と続きます。島国が多いのが特徴ですよね。これは海の影響もあるんですが、何よりもバウンダリーが明確過ぎると言うか。だから島国意識が強いのが特徴ですね。
バウンダリーは人体でいうと、「皮膚」の意味。だから、アトピーは「自分と他人との境界線」というのが大きなテーマなんですよね。親子関係ですら、親に触って貰えないことがありますし、そもそもその症状の特徴が、「私に触るな」っていうメッセージなので、だからこそ「それでも触るよ」っていう親の決意が求められます。アトピーは、本当に親を鍛えてくれる症状ですね。僕も娘たちのお陰で本当の意味での親になることができました。

―おのころさんの娘さんがたまたまアトピーだったというのも、何となくおのころさんが選ばれたというか運命的なものを感じます。
よくぞ僕のところに来てくれたね、って心から思います。

―病気の原因は表に出ているものというよりも心の奥底にあるものが病気として表れるという気がします。
そうですね。「病気になりたい!」なんて思っている人はいませんよね?「絶対にガンになってやる!」みたいに思う人なんていません。それにもかかわらず、どうして年間36万人ぐらいの人がガンで亡くなって、年々ガンになる人が増えてしまっているのか……。
男性は2人に1人、女性は3人に1人がガンになるって言われています。ガンになりたいって思っている人はいないのにこれだけガンになる人が多いのは、やっぱり顕在意識ではなく、潜在意識のどこかでガンにならざるを得ない心の欲求を抱えているんだろうな、と思うんですよね。だからその場合は、潜在意識をちゃんと見てあげないといけない。それが必要ない人に無理矢理押し付けることはないと思いますが、必要な人にはしてあげたい。まだ自由度があるので。

意識のなかで顕在意識はたった4%と言われていますが、私たち人間は実はもっと自由度がある広い潜在意識の領域を持っています。遺伝子も、村上和雄先生によると、ちゃんと働いていると計測ことができる遺伝子は4%~10%と言われていて、他の遺伝子は何をしているのかわからない。宇宙物理学で言う、科学的に証明されている領域は4%。後はブラックマターとブラックエネルギーと言われていて、物理学で今わからない領域が96%ある。ちょうど同じなんですよね。物理には暗在系と明在系という定義がありますが、わかっている範囲はものすごく狭くて、わからない部分があまりにも大きすぎるんです。
僕らが生きている間に、もしもわかる部分が増えたとしても、きっと4%が5%になるぐらい。
可能性を追求していく生き方が幸せなんだろうなと思いますね。全部わかるのはもちろん難しいと思いますが、でも少しでもそのベクトルで生きていく方が僕は幸せだと思うんです。知らないままで、「しんどい、しんどい」「あんたのせいだ」なんて思いながら生きるのは、僕は不幸せだと思うんです。

―「自由になる」という考え方は、先ほど仰った、「たった4%のなかだけで考えることから抜け出す」ということもそうだし、「もっとほかの余地があることを知る」ということも含まれるんですよね。
そう考えると自由な気持ちになりませんか?
残り96%を全部活用しようとするのは、ある意味方法を間違うと危険ですが、潜在意識に目を向けることで今よりは自由度が増しますし、身体に意識を向けることで、私たちは発揮できていない自然治癒力をまだまだたっぷり持っていますから、まずは心を解放することですよね。そして心を解放することで、自分が執着しているものが何なのかを知ることができますしね。
大事にしているものはたくさんありますが、それが本当に大事にすべきものなのか、とらわれているだけじゃないのかということを、もう丁寧に精査してみることが必要なんです。

―潜在意識に気付く第一歩として、チェックリストなどで意識していないことに目を向けるだけでも、潜在意識に働きかけることはできるのでしょうか?
出来ますね。例えば関係が冷え切った夫婦が、少しスキンシップをとっただけでも関係は変わるんですよ。別れようかな、と思いながらも踏み出せないでいる状況を目の当たりにすると、「それは別れた方がいいよ」と思う場合もあります。
お互いがお互いのせいにして結果的に身体を痛めてしまうという場合もある。夫婦で二人ともガンというケースもよくあるんですよ。どっちがどれだけ我慢しているかを勝負している人もいるんです。どっちが抗癌剤がしんどいかとかを競争して……。不毛ですよね。そのことに何の意味があるのか。
そういう場合は、もう自由になるべき。「別居!別居!」って言ったりもします。世間の芽とか親の期待とかで制限が起こるんですが、やっぱりその制限の一新は自分しかできない。自分はこれが気持ちいいとかね。そうしても良いんだっていう許可をおろす権利はあなたにあるんです、って説得力を持って言えたら良いなって思いながらクライアントに向き合っています。そのチャンスが来たよ、っていうことを伝えられたらいいなって、いつも思っています。

~つづく~

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