心が楽になる幸せ体質の作り方 PART.4~親の期待を裏切ると幸せになる!?

子供の頃、自分がしたことに対して親から「なんでそんなことしたの!」と怒られたことのある方は多いと思います。親はきっと、あなたのことを心配して怒ったり注意したりしていたんだと思います。でも、あなたは、“こんなことが出来るようになったんだよ♪ねぇ、すごいでしょ?”と、ただ自分の成長を親に見せたかっただけなのに、なぜ怒られるのかわからなかったのではないでしょうか?
そして、そんなことを繰返していくうちに“これをしたら怒られる。これをしたら誉められる。”ということが、なんとなくわかってきました。そうなると、自分のしたいことがあっても“これは怒られるから、やっぱりこっちにしておこう”と親の期待に応えるように色々なことを選択してきたのかも知れません。

子供の頃は親の期待に応えられる自分がなんだか誇らしかったりして頑張れるのですが、大人になるにつれて“本当に自分が望んでいるのはコレなのか?”という疑問が湧いてきます。
それでも親の期待に応えるために自分の本心を抑えこんで頑張っていると、もう本当に自分は何をしたいのかがわからなくなり、なにをするにも情熱を注ぐことが出来なくなって、ただなんとなく生きている日々を送っている自分に気付くことがあります。
そんなふうに自分の気持ちを抑えこみ、自分の意志とは違う選択・行動をしているひとの特徴として、鳩尾(みぞおち)の辺りに硬いしこりが出来て、指で押さえると強い痛みが走る症状が出ることが多いです。

鳩尾は「自己を尊重して行動する」というエネルギーを司っている第3チャクラの場所であり、肉体的には胃や十二指腸に位置します。
東洋医学では、思い悩むと“胃”を傷めると言われています。自分の本心とは裏腹な行動をしていれば思い悩むことも多くなりますので、ストレスで胃に炎症が起こるというのも納得できます。前回の第5チャクラは「自己表現」がテーマでしたので、あちらは声に出して表現することでチャクラが活性化します。第3チャクラの場合は実際に行動に移すことでチャクラが活性化します。今までやりたくても我慢していたことをしようとすると、親の期待を裏切るような「罪悪感」が生じたりしますが、親というものは基本的には子供に幸せになって欲しいと思っていますので、初めのうちは嫌な顔をしていても、あなたが本当にやりたいことをして心からの笑顔を見せてあげれば次第になにも言わなくなり応援してくれるようにもなっていくでしょう。なにかにチャレンジしようとするときに感じる「罪悪感」というのは、あなたが本当にやりたいことをさせないようにする罠であることが多いので、一体なにに対して罪悪感を感じているのかを考え、そして自分の人生を生きるための選択を自分の意志でしてみてください。決断すると行動にも移しやすくなりますので、いつの間にか胃痛が楽になっているかも知れませんよ。

なかなか決断が出来ないという方は、肉体からのアプローチとしてオススメなのは、胃を健康にする“足三里”というツボにお灸をするのが良いです。
お灸は薬局でシール固定ができる簡単なものが気軽に手に入りますので、まずは自分の人生を生きる第一歩として“お灸をすえる”という行動をしてみては如何でしょうか。

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