アクエリアス時代の主流になる「エソテリック・ヒーリング」とは? PART.9

前回の記事では、ヒーリングや医療、そして新しい科学全体のパラダイムをつくっていく上において、エーテル体の存在するエーテルの層を見る視力(エーテル視力)がとても重要である、と書きました。
そしてこれは、今日一般に行われている、肉体の病気の治癒や健康状態の改善を目的とするヒーリングにおいても、すでに探究されています。

第6回に書いたように、このエーテル体を扱うことが西洋医学的な対症療法を超えた根本治療への道を開きますから、医療を目指すあらゆる人にとっては決定的に重要な力になっていくことでしょう。

こういった範囲のエーテル体の情報に関しては、『神智学大要・第1巻 エーテル体』(A.E.パウエル著、仲里誠桔訳、出帆新社)に詳述されています。
この本の原著は1920年代に出版され、その時点までに欧米で明らかになった神智学と心霊主義研究をまとめたもので、その後こういった分野を学ぶ人たちの一番の基本文献になっていましたから、現在の日本ではあまり知られていなくても、スピリチュアルな情報のもとになっているヒーリングやニューエイジ系の創始者たちも皆学び、踏まえているテキストだといえます。

神智学の紹介をしている私自身も、当然、繰り返し読み、それでエーテル体については何となく分かっていたつもりでしたが、ところがエソテリック・ヒーリングのテキストである『秘教治療』をはじめとするアリス・ベイリーの著作を読んでいると、どうも、その基礎知識だけではスッキリ理解できないところが出てきます。

アリス・ベイリーで語られているエーテル体では、人間の霊的進化との絡みで、どうもそれを超えた複雑な変化が起こることが書かれてあるようなのです。

通常の人のエーテル体は物質界層の質料でできていますから、アストラル体やメンタル体などに比べれば粗雑な体のはずですが、「イニシエーション」という進化の道をたどり始めると、エーテル体を構成する質料が通常の物質界層から、「宇宙物質界層」といわれるアストラル界やメンタル界よりも上の、ブッディ界以上の精妙な質料に徐々に置き換えられ、よくいわれる「光の体」に変化していく、ということなのです。

そうなることにより、人間の世界を超えた神の世界(ハイアラーキーや、さらにその上のシャンバラ)からのエネルギー(光線)を伝導していくことができます。
真のエソテリック・ヒーリングを可能にするのは、そのように高度に進化した精妙なエーテル体のチャクラを通して伝わるエネルギー(光線)なのです。

やはり、短い文章では、難解な感じになってしまいますね。
講座(基礎編)では、その高度な理論・方法を、できるだけやさしく解説していきます。
あと1回、27日(土)にチャンスが残っていますので、ご興味のある方は、是非!

詳しくは神尾のHPをご参照ください。
http://holisticreading.com/

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