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－軸がエゴになってしまう時はあるのでしょうか。

計算や損得勘定があると、エゴが出やすいですよね。あと、エゴのささやきがあるんですよ。それはだいたい両親や社会や他者から受け取ったもの。たとえば、テレビのＣＭを観ているだけで、“魅力的な女性は髪がサラサラでなくてはいけない、身体が細くないといけない”と、映像で入ってきますよね。すると、“あと5キロダイエットしなきゃ！”と扇動させられる。

エゴは、社会で流れる情報をキャッチして、本質から遠ざけることがあるのです。

－エゴと軸の判断をするには。

エゴと軸の境目が分からない方は、無理に境界線をつくる必要はなくて、“これは自分にとって一番心地良いことかな、腑に落ちることかな”と、聞いてあげることが大事ですね。本当の意味で自分が納得して、アクションを起こそうと思えないならやらないほうがいい。エゴではない声なら、スッと入って、スッと行動に移せます。

もちろん迷うこともあるでしょう。そんな時は、一度イメージで“保留棚”をつくってあげて保留にしておく。そして他のことをして、ふと“あ！”ってひらめいた時、“保留にしていたあのこと、今ならできそう！”と思った時にやればいいんだよね。

迷いが必ずしも悪い方向にエネルギーが使われているわけではないのですが、ただ、迷いがあるから、“どうしよう、何とかしなきゃ”という考えに陥ってしまい、せっかくの心の声や身体の声が聞き取れない。だから、“今、自分は迷っているんだ”と認識して欲しいのです。

迷っているのは、今はクリアに考えられないということだから、今は、答えを出さない。スッキリとリフレッシュした時に、再び考え始める。

迷い始めると、迷いの渦の中に入ってドロ沼化しませんか？決められなくて、気づいたら凄い時間を費やして迷っている。

“素直にリフレッシュするまで置いておきます”と、自分に言い聞かせて心を切り替えることが凄く大事。迷いの渦に入らないために必要なことなのです。

自分が停滞していると感じたり、スッキリしない、決められない、正直に自分に関われないと感じる時は、自分をリラックスさせて、リフレッシュさせることをリセットの道具として持つことです。

たとえば、好きなスイーツを食べるとか、ヨガやカラオケをするとか。自分のボルテージの上がる人に話を聞いてもらうのも良いでしょう。そういう意味で、正直な女友達が必要ですよね。話を聞いてもらうと、心も頭も整理されていくじゃないですか。

正直な女は、気分転換のリソースをたくさん持っているのです。

～続く～

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