マヤの叡智を伝える 12 by 柳瀬宏秀「マヤの叡智の常識」①

2012年は、あなたの進化のための日付です

マヤ暦もマヤの預言も、それまではほとんど知られていませんでした。そして、このとき (『マヤン・ファクター』が出版された1987年に)初めて、2012年12月21日というマヤ暦の日づけが多くの人に意識されたのです。

紀元前3113年8月13日に始まった「マヤの大周期」がまもなく終わるという事実。―――この大周期が、実際に歴史のはじまり――エジプト第1王朝とメソポタミアの最初の都市のはじまり――を開始点としていたため、この周期が終わる2012年は間違いなく歴史の終わりの印に違いない、というのが『マヤン・ファクター』の重要なテーマでした。

1952年6月15日にメキシコ、チアパス州のパレンケで、謎に満ちたパカル・ヴォタンの墓が発見されたのです。パカル・ヴォタンは、周期が閉じるときに起こる重大な出来事に向けて、人類に準備を促す―――。マヤの預言は、今日の世界を支配しているのとはまったく異なった時間についての感覚、その新しい知識についてのシステマティックなプレゼンテーションなのです。

パカル・ヴォタンのメッセージは、2012年に向けて私たちがマヤの知識の体系を学び、それを応用して、「新しい太陽の時代」の夜明けを迎えるために、私たちの心と意識を研ぎ澄ますことを、完全に意図的に仕向けているのです。

多くの人が間違って、2012年はマヤ暦の終わりだとか、さらにもっと悪く、この世の終わりだと信じています。しかし、この『マヤン・ファクター』最終章ではっきりと述べているように、周期について理解できれば、すべての終わりの後には新しい始まりが続くのです。銀河文化と宇宙意識をともなった「新しい太陽の時代」の始まりでもあるのです。
『マヤン・ファクター』のヴィジョンからすると、未来が今までこれほど明るく見えたことはないということです。しかし、このチャンスをつかむためには、あなたが、準備しなければならないのです。

▼『マヤの預言とコズミック・ダイアリー2013』 
http://cosmic-diary.jp/cn4/pg167.html

パカル・ヴォタンの預言を成就するのは、「新しい時間」に関する知識であり、「新しい時間」の知識は、簡単に入手できます。さまざまなレベルのものがありますが、もっとも一般的なのは1カ月を28日とする「13の月の暦」(『コズミック・ダイアリー』)です。

(『マヤン・ファクター新版』のためのホゼ・アグエイアス序文より)

 

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