「宿命」は変えられない~なぜ、今の誕生日を選んで生まれて来たのか PART.7-②

若いときに苦労した人は、逆に年を重ねたときこそが、本来の自分自身が決めてきた生き方が出来る時間へ、時計の針が逆戻りする人もいます。

そういった人の特徴は、地道に自分自身のマイナスのカルマを解消しながら、陰徳を積み重ね、辛い出来事が起きたときもその問題から目を背けずに、真剣にその問題を解決することに全力を尽くして来た人です。それによってプラスのカルマが見えない力の手助けにより、本来のあなたの運命の扉を開くことが出来るのです。

私たちに起こるすべての出来事には、かならず意味が含まれています。それは私たち自身の思いや行いであり、その思念や行動はあなた自身の「こころ」が生み出しています。

その「こころ」は、過去生からの影響を受けていることが多く、同じような問題が何度も繰り返し起こり、自分の弱い部分を直すことで、人生がスムーズに運ぶようになっていきます。

人生がスムーズに行かないのは、マイナスのカルマを無視、いつか誰かが手伝ってくれるまで、放置して置こうとすると、さらに問題が複雑化し、「どうして、私の人生は過酷で、辛いことが続くのか、神様は不公平だ……」と頭を傾げてしまう日々が続くこともあるでしょう。

カルマの解消は辛い体験をすることで、半減することがあります。
しかし、そのカルマが何か分からない人にとっては、幸せになったと思った瞬間にその幸せが逃げて行ってしまうこともあります。

運命通りに人生が行かないのは、因果応報の法則の方が運命よりも多少エネルギーが強いからです。
もって生まれてきた運命でさえも、因果応報の法則を使い、そして、運命の流れを善き方向に変えることができるのです。

見えない力の手助けを借り、自分で決めた運命だからこそ、喜怒哀楽を体験し、そして、善き思いで行動することで、「思考が現実化」して行きます。

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