出逢いのチャクラ PART.36 ~生まれた曜日とチャクラの関係~

ボディサイコロジスト、おのころ心平です。

アリストテレスの遺した「人間の7つの行動原因」、
機会、本性、強制、習慣、理性、情熱、希望。

あなたの1日の行動は、どの原因が多いでしょうか?

1位は、習慣でしょう。朝起きて、洗顔し、歯を磨く。朝ごはんを食べ、出勤する(家族を送り出す?)もちろん個々人の差はあります。

でも考えてみれば、1日を同じようなリズムで呼吸をして過ごし、食事をし、慣れた範囲で人とつき合い、慣れた言葉で会話する……。過去積み上げた「安心範囲」のなかでの行動。これはまさしく「習慣」です。この毎日のなかで、あなたの肚(はら)の第3チャクラが常時アンテナをはっていることを想像してみましょう。第3チャクラは不動中枢。過去のあなたの習慣が、さらに今日のあなたの行動を規定しています。

ところが、習慣からはみ出した場面に遭遇し、「安心感」が脅かされると、そのアンテナは混乱します。そのバランスをとるように働くのが、第5チャクラ、のどのチャクラです。(第3チャクラと第5チャクラは足すと「8」、補完関係にあります)

習慣からはみ出した場面とは、アリストテレス先生の言うところの機会(チャンス)
人との出逢いはもちろん、インターネット上での新しい情報、雑誌、本との出逢い……。

言葉を駆使するようになった人類は、言葉を通じて「変化」を促される生き物でもあります。新しい情報や場面への適応力を向上させるべく、あなたの変化適応担当の第5チャクラが働きます。機会に遭遇した時、ぜひ「新しい言葉を獲得する」ということを意識しましょう。あなたの胸に響く言葉を、あなた自身ののどから発するのです。それが、あなたの新しい行動を生み、第3チャクラとの適正なバランスをとってくれます。

さて、次に、理性による行動と、情熱による行動を考えてみましょう。

理性的に行動することは社会的生活を行う上で、とても大切なことです。思考という能力を通じて、人間は、ある意味で時間・空間を超越し、創造する力を獲得しました。行き当たりばったりのその日暮しから、計画・人生設計を元にして生きて行けるようになったのです。

理性という行動源泉はまた、集団生活を可能にしました。理性は周囲との予定的調和をもたらし、さまざまな危機を未然に防ぎます。この、いわばリスクヘッジ的行動のアンテナとしてはたらくのが、第6チャクラです。頭を使い、理性的に行動する思考中枢を担っています。

ただ、理性的に行動をすることはカラダには抑制的に作用するので、あまり度が過ぎると交感神経優位のカラダをつくってしまいます。交感神経とは、自律神経のうちの緊張を担当する神経。逆に、副交感神経はカラダを緩め、リラックスする方向に作用します。

僕は、この副交感神経を刺激する行動が、アリストテレス先生の言うところの情熱だろうと解釈しています。ほとばしる情熱と言えば、第2チャクラ。感情中枢・インスピレーション中枢です。(第6チャクラと第2チャクラは足すと「8」、補完関係にあります)

情熱的な踊り(カルメンやタンゴ、フラなど)は腰を使います。副交感神経優位なカラダとは、腰が柔軟なのです。あなたの行動が情熱やワクワクに起因している時、骨盤は緩み、第2チャクラが活性しているのです。

・習慣 第3チャクラ
・機会 第5チャクラ

・情熱 第2チャクラ
・理性 第6チャクラ
の対応をお話しました。

長くなってきましたので、
・強制 第1チャクラ
・希望 第7チャクラ
の対応、そして、
・本性 第4チャクラ
については次回、考察してみましょう。
お楽しみに―。

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