宮崎ますみさん連載 第1回 トリニティー・ライフステージ

こんにちは、宮崎ますみです。この度Trinityのウェブサイトで、連載の機会を与えられましたことを大変嬉しく思っております。これから発信していきたいことはたくさんあります。その中で、やはり心と身体と魂のバランスのとれたTrinity Lifeについて書いていきたいと思います。

2012年1月私は44歳になりました。ぞろ目にワクワク。ちょっと強引にテンションをあげているところですが。私は現在ヒプノセラピストとして毎日、人生折々のライフステージで様々な悩みを抱えるクライアントさんと向き合っています。

我ながら天職だと思っているのですが。自らの人生を振り返り、またクライアントさんの人生を見ていく中で感じることは、私たちの人生は幾つかのステージに分けられ、霊性と精神性を高めながら上昇し進化しているということです。

こういった考え方は、シュタイナーの人智学をもとにした“バイオグラフィー”でも表現されています。人のライフストーリーは独自固有でありながら、天体と呼応する普遍的なリズムとパターンがあるとされているのです。このようなリズムからカルマの法則性を知り、魂に付着したカルマの要素を、めぐりめぐる人生のステージごとに前もって癒しておけば、次のステージへの移行がスムーズにいくのではないだろうか?と私は思うのです。

降臨から昇天まで。揺りかごから墓場まで~from the cradle to the grave~

とはいえ大いなる宇宙の愛は、個々人が抱えるカルマやエゴといったものも見事に操りながら、神聖なる道へと導き役割を演じさせています。

その歩みのなかで、大いなる宇宙の分け御霊である大いなる自己の顕現を邪魔し浪費するような余計な個人の事情(前のステージで残した根の深いカルマ)を次のステージで芽吹く前に癒しておけば、その清算は最小限で済み、そして神聖なる役目を果たすべく道を、神がお使いになる範囲内の個性を残しながら、心をいつも大いなる宇宙の愛に固定し、思慮、選択、行為、行動が、魂の目的へと正しく向けられ、スムーズに豊かに穏やかに歩んでいけるのではないでしょうか。

今皆さんの人生に起こっている出来事は、善いこともあれば悪しきこともあると思います。その出来事のほとんどの要因は過去にあります。過去潜在意識下に植え込まれてしまった要因を十分に癒し許し浄化し、課題を理解し自らを改め、新たなる誓いを立てていくことで、さまざまなライフステージをより豊かに創造的に歩んでいけるのではないでしょうか。

では、過去に植え込またカルマの根っこを、いったいどうやって摘み取っていけばいいのか?ヒプノセラピーで行うその方法を、毎月一つずつ、この連載の中でご紹介していこうと思います。

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