前回、パワースポット(日本においては神域)に巡礼して現実的な開運効果を上げるためのお話を始めました。
今回は、戸隠神社について深堀りしてみたいと思います。
前回の簡単なおさらいですが、神社に行く前に「自分の願いをよりはっきりさせることの大切さ」、そして、神社のご神徳として「何を後押ししてくださるかを学ぶ事の大切さ」を書きました。
ご神徳を学ぶ上で神域に巡礼する前に大切なことの一つ、それはその神域の神々の御名(ミナ)について知ることです。
今の時代、しっかりした神社はホームページを持っています。
ホームページ、または書籍などを見て御鎮座されている神様の御名について知ることはとても大事なことです。
そして、神域に御鎮座される神様の御名、ご神徳を知った上で、その神様の御神徳のエネルギー、気質をより強く分かりやすく感じるための勧めの一つが、日本の古典、古事記を読まれることです。
古事記に読まれるにあたっては原文の音の響きも大切なのですが、まずは現代語訳でもいいと思います。古事記のなかに登場する神々がどんな存在で、どんな役割を果たしているか、それらは実は神様のご神徳の顕れなのです。
戸隠神社のご神徳は、“岩戸に隠れているように”隠れている私たちの魂の本当の素晴しさを、岩戸開きをして開花させてくださること、と前回書きました。
そして、戸隠の五社、奥社、中社、宝光社、九頭龍社、火の御子社、それぞれにご鎮座されている神様がいらっしゃり、それぞれのご神徳に違いがあります。
わかりやすくいえば“自らの魂の素晴らしさ”を開いて発揮していくなかでの役割の違いがあります。
例えば、奥社のご祭神は、天手力雄命(以下アメノダヂカラオノミコト)です。
アメノダヂカラオノミコトは、古事記の中で、天照大神(以下、アマテラスオオミカミ)が引きこもった岩戸を絶対に開けようとし続け、実際に開けることに成功しました。
ですから、“自分の魂の素晴らしさ”をどんな状況であっても発揮しようという、“強い意思力と情熱”がそのご神徳となります。一般には心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝などがご神徳とされています。
また、中社のご祭神は、天八意思兼命(以下アメノヤゴコロオモイカネノミコト)です。
アメノヤゴコロオモイカネノミコトは、古事記の中で引きこもった“アマテラスオオミカミ”を外に出すための作戦を考えた、いわば“知恵”を出した神様です。
ですから、“自分の魂の素晴らしさ”を“どうしたら発揮できるのか”という質問に対して、インスピレーションをくださるのがそのご神徳であり、一般には学業成就・商売繁盛・開運・厄除・家内安全などが、そのご神徳といわれています。
次に、火の御子社。火の御子社のご祭神は、天鈿女命(以下アメノウズメノミコト)です。
アメノウズメノミコトは、引きこもった“アマテラスオオミカミ”を、「こんなに楽しそうで騒がしいのは何故だろう」と、岩戸を少しだけ開けて見たい気持ちにさせるための祭りで、踊り、八百万の神々を大笑いさせたというエピソードを持つ神様です。
ですから、“自分の魂の素晴らしさ”をより楽しく力強く発揮し、多くの人や神様とつながりを作り、自分の魂の魅力をお伝えできるようになるのがそのご神徳であり、一般には舞楽芸能の神、縁結びなどがご神徳といわれています。
その他、宝光社のご祭神は、天表春命(アマノウワハルノミコト)であり、こちらは“春の喜びのような力”がご神徳といわれています。
そして、奥社の隣にご鎮座される九頭龍社は、古事記の中に具体的に描かれている神様ではありませんが、他の四社のご神徳を、現実世界に「形にする」という現実化力がそのご神徳と言われています。こういった“現実化力”を神道の言葉では“荒魂(アラミタマ)”の力といいます。
以上、戸隠神社を例に挙げてお話しましたが、それぞれの神域で、戸隠神社と同じようにご鎮座されている神々がいらっしゃりそれぞれの神徳があります。
そのご神徳を、ご自分のはっきりとした願いと合わせ、“人智を超えた後押し”を願っていくことが、より効果的なパワースポット巡礼の方法になります。
そして、最後になりますが、戸隠神社のご神徳で例えるなら、私たちの魂の本当の素晴しさが“岩戸に隠れているように”隠れているのは、魂が“自我の曇り”に覆われているからであり、この自我の、恨み、不平不満、恐れ、怒り、喪失感などを“癒す”ことが、魂の輝きを取り戻すことにつながることを付け加えさせて頂きます。
この“癒し”を願い、祈ることが、「スピリチュアルに成長されたい方」「自らの霊格を成長させたい方」が進む方向性となります。
それでは、今日の記事がみなさんの最高の人生の一助となれば幸いです。
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▼参考書籍
「日本全国このパワースポットがすごい! 」(PHP文庫) [文庫]
若月 佑輝郎 (著)
▼戸隠神社 公式ページ
http://www.togakushi-jinja.jp/





















