☆ミラクル・パートナーシップ☆ PART.5

パートナーシップに大切な、「バランス」「対等さ」
数字で表すと50対50でもいいですし、100対100でももちろん素晴らしいです。
あなたとパートナーとの関係性バランスは何対何ですか?
たとえば、パートナーシップが危険な領域にはいっていくバランスというのは、80対20になったときです。80の人が20の人を見捨てようとしているかもしれません。80のほうの人は輝いているけど、20の人は問題をつくってしまう問題クリエイターのようになっているかもしれません。

ここで大切なことは、80の人が自分の中のネガティブな部分を切り離していることに気付いて、20の人の価値をみていくこと。20の人は、80の人に対して、自分自身のハートを与えてゆくことです。自信のなさから引きこもったり、文句をぶつけたりするのではなく、深い感情を分かち合うことにより、自己価値を受け取ってゆくことができます。

そうして50対50に近づいていくというわけです。そこからさらに進んで、100対100を自然に目指してゆくようになります。
100対100になったカップルは、お互いが成功しています。両者ともにピンでも輝ける状態であり、2人で並ぶとよりいっそう輝いている状態です。

パートナーシップという「共同体」が非常にパワーを持つのは、100対100になったときです。パワフルに両輪が回っている状態です。ここでは、「2人の間にある問題」というものはほぼ手放されてゆきます。2人の間を循環していたエネルギーは外側へ向かい始め、仲間、そして、世界を効果的に助けてゆくためのパワーへと向かいます。100対100になると、2人の間にあった「特別な関係性」に、これ以上の投資をし続けることに興味がなくなるのです。

パートナーシップがさら進んで150対150になると、個人のレベルを超えた問題を扱える存在になります。
2人は独特の「空気」のようなものをつくり出し、多くの人に影響をもたらします。 「私たちの“意識”が集合・結集して、世界が創られている」、という考え方がありますが、150対150の関係性は、人類の「集合的無意識」というところを癒してゆくパートナーシップです。つまり、世界の問題・ニュースになっているような事柄に対して影響力を持つようになります。2人が手を取り合うからこそ、勇敢に深い意識にアクセスすることができ、それが世界を救っていく力になりうるというわけです。

例えば、ジョン・レノンとオノ・ヨーコさん。
「2人あわせて1人の人間として見てもらいたい」と公言したように、まさしく運命共同体として活動しました。
かの有名な「Imagine」という曲は、某大国が軍を動かす際、放送を自粛するほどの影響力を持っています。
男女の壁、人種の壁を揺るがした2人の活動は現在もなお継続しており、肉体を超えた共同創造はこれからも世界中の人たちに影響を及ぼしつづけることでしょう。
2人が共に幻想から目覚めていて、絶対的な光の部分を信頼できるくらいに統合が進んだカップルは無敵なのです。

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