元来、好奇心旺盛でしたが、年をとってきたからなのか(40歳です)、人生で辛いことがあったからなのか(良いこともありましたが)、世界的にも地震や戦争、事故や暴力などもあるからなのか、季節のせいなのか、色々なことに希望や興味が持てなくなりました。
何にでもある程度、冷静さをもってしまうというか、自分で落ちをつけてしまうというか、どうせ、、、とか、○○だから仕方が無い、とかそういうことにしてしまいます。
人もどこか信じられないし、閉塞感が増すばかりです。おしゃれも楽しめないし、食事や買い物も外出も特に興味がなくなりました。だからといって、死にたい訳でもなく、病気ではないとは思うのですが・・・。
心から笑って、輝く日って今後もあるのか、また自分で作ることが出来るのか?それとももうそういうことは必要ないのか?
元気を出す?もしくは冷めていても心地よくして生きるにはどうしたらよいでしょうか?自分なりに元気を出せる方法も探究していますが、どうも冷めてしまいます。
ももさんは実は今でも、好奇心旺盛で行動力もあり、人との和も保ちたいと願い、そして非常に真面目な人であると思います。
今までは広範囲で抱いていた興味、つまり前向きに気持ちが向いていた状態であったのが、「後ろ向き」になることに実は興味が出てきてしまった、という状態のようです。
つまり、今までは外に対して向かっていた気持ちが自分の中に向いてしまった、という事なのだと思います。
その上で、否定的になる事で辛い事は辛いのだけれど、本当に辛い事からは避けられている、という自衛本能が働いている状態、ともいえるでしょう。
症状的に考えますと、一種の「適応障害」にあたるかな、と思えます。
お辛い事があり、その辛さにより自分を全否定する事態から回避できた、でも回避した事から生じた「後ろ向き症候群」現象であると言えるかと思います。
「幸せになれない症候群」ともいえるでしょう。自分が幸せになる事を否定する事で、自分を保っている状態です。
この状態を改善していく為に必要な処方箋は「時間の経過」です。
ももさんの場合、この時間の経過的には五年ほどが必要であるご様子です。
多分、お辛い時から三年ほど経過しているのではないかと思いますので、あと二年経過しますと、自然とお気持ちが前向きに変わってくると思います。
そして、また以前のように活動的になれる事でしょう。
その間はどうしていたらいいのか、と申しますと「自分が大切だと思うものを可愛がる・心を寄せる」事でしょう。
たとえば、お花でもいいですし、金魚でもいい。何か、生きているものを対象とすると良いと思います。
そして、今の自分に無理が無いよう、背伸びしたり焦らないように意識して、一時一時を大切に考えてすごすようにしてみて下さい。
二年経過し、三年目のももさんは明るく心からの笑顔で動いていると思います。
どうぞ、お大事になさって下さいませ。