さん

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海外クライアントとの交渉を成功させるには?

私は外資系で働いています。
けれど、あるクライアントと良い関係を築くことができません。

私は誠意を尽くして、彼を理解しようとしていると思うのですが、
彼の要求は高まるばかり。
歩み寄ろうという姿勢もありません。

プロジェクトの成功のためには、
お互いの協力が欠かせないと思うのですが、
彼が何を考えているのか理解できません。

今後どうやって彼とうまくやっていったらよいのでしょうか。

投稿者

貴女の才能は優れたものがあると思います。
しかし、理解させようと努力しても、相手の考えとわずかなずれが
あるようです。

そんな時は、一度自分の感覚をクリアーにして
相手の考えにとことん耳を傾け、検討させていただきます。
と、一度空気をきれいにしてみましょう。

もし上司がいる場合は、
どのように対処したらよろしいでしょうか?と、お尋ねするのもひとつのコツ

人は、誰しも能力を最大限発揮しようとしますが、世間は意外100が
成功するとは限りません。妥当と言う言葉があるように周りに流されながら
妥協する優しさも必要になるでしょう。

会社には目標があります。予算期限もあります。
顧客は我儘、きりがありません。

そんなお客様には、例えば ご要望には最大限頑張りますが
予定時期に、ずれを生じる場合がありますが如何致しましょうか?

このように、言葉の最後に・・・?を使う事により、相手に回答させる
と、自分の意見を通すことにはならず、有効な方法です。

後は中間報告、相手が難しいことを要求している場合は、
一生懸命努力しているのですが、まだこの辺でございます。
如何致すべきかご指導お願いしたいのですが?

相手に優越感を持たせる努力をしましょう。
言葉の使い方に、お金はかかりません。

商売は、稲穂のようなもの、相手より腰を低くして上手に仕事をこなしましょう。

投稿者

まず彼の特徴について思い浮かんだキーワード、「聴覚優位」を軸にお答えします。

いろいろな人と関わってお仕事される際、知っておくと役立つと思われるのですが、人の脳が情報をとりいれ、蓄積するシステムには主に3つの感覚「視覚」「聴覚」「感覚」が存在すると言われていることを、ご存じでしょうか。

ご相談のクライアントの男性は「聴覚優位」とお見受けします。つまり、聴覚を通して耳から入ってきた情報を受け取り、処理することが得意な方。聴覚優位の人は、人からの評価や評判に敏感で、論理的な説明や情報を理解・処理しやすい半面、視覚的・感覚的な話し方をされると理解しづらかったり、納得できないという方も多いのです。彼と話をしていて、そのような傾向がみられましたでしょうか? そうであれば彼は聴覚優位型の方なのでしょう。

おそらく、相談者のじゅんすさんは「身体感覚優位」で「視覚を副次的に」使っていらっしゃる方のように感じられます。「感覚的にどちらが正しい答えかが分かる」「雰囲気や相手の感情の動きに敏感」「こういう絵(図式)が見える、などと物事をイメージで捉える力が強い」ところがあるのかもしれません。すると、聴覚優位の彼からは、フィーリングやビジュアル優位のじゅんすさんのお話が説得力や具体的な根拠を欠いているように「聞こえて」しまうのかもしれません。

このようなときは、異なった種類の情報入力・出力のチャネルを使っているんだな、と捉え、そのチャネルなりスイッチを相手の感覚タイプに変更してコミュニケーションをとってみると、解決や改善に向かうかもしれません。

聴覚優位の方へお話をするときは、「具体的な数字」「なぜそれが必要なのか」「このようにすればこのプロジェクトはうまくいく、という論理的な根拠」を挙げたり、「上位者・経験者・彼が評価するブランドや企業の事例・成功例」などを引用してみてください。

そうすると、彼自身があなたとそのプロジェクトを進めていくことへの「うまくいくという根拠に薄いのではないか」「足りないのではないか」「上位者から自分がどう評価されるか」といった不安感をいくらか払拭でき、信頼感と安心をより感じられるように思われます。そして彼自身が安全を確保しようとしたり、安心のため担保を得ようと「過剰に要求」してくるような現在の態度がいくらか和らいで、プロジェクトを進めやすくなるかもしれません。

聴覚優位の方は、人が自分に対してもつ「評価」「評判」をとても気にしやすく、音や言葉そのものにも神経細やかに反応し、話の内容には論理性や根拠を必要とします。

そのようなコミュニケーションの仕方を工夫してみると、クライアントの方も安心してじゅんすさんとのプロジェクトに注力できるのでは、と感じました。

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