ココロセラピストが語る!? 本気で生きていますか? ~人に評価されたければ、真面目に生きろ~

評価

認められたい!?

自己評価不安の人って、たくさんいるんですよ。
特に日本人は自己評価が低い気がします。
外国人を知り尽くしているわけではないので、なんとなくですけど。
謙虚なのか卑屈なのか、とにかく自己評価が低いと生きづらいんですよ。
なんで、そんなことがいえるのかというと、かつての自分がそうだったから。

僕はものすごく卑屈で自己評価が低い人間でした。
勉強もダメ、スポーツもダメ。
お金をたくさん持っているわけでもなく、外見が優れているわけでもない。
ドラえもんでもいてくれれれば話は変わってくるんですけど、世の中、そこまで甘くはない。

頑張って勉強してもそれなりの結果しか出ない。
努力しても結果が出ないとわかると、だんだんモチベーションも下がってくる。
要領よく地味に暮らせればそれでいいやと思いつつも、自頭が良くないので、要領よくが出来ない。

自分で言うのもなんだけど、結構波乱万丈な人生を歩んできた。
馬鹿にされることや見下されることはあっても、褒められることはなかった。
そんな日常がひたすら続くと、自己評価不安に陥って当たり前だと思うんですね。

周囲の人たちって、少なからず誰かに褒められていた気がするんです。
でも、僕は誰にも褒めてもらえない。
今思うと、結構悲しいなと。

そんな感じで大人になってしまうと、もう、誰かに認めてもらいたくて仕方がなくなるんですよね。
僕だけかもしれないですが。

 

認められたいなら……。

若いころは、少しでも自分をよく見せようと、見栄を張ったり、強気に出たり、とにかく偉そうにしてきたんですよ。
セルフイメージって、ものすごく大事なんですが、心の根底がコンプレックスの塊だと、どんなに自分のイメージを良くしようと思って、なりたい自分を演じてもすぐにボロがでちゃうんですね。

じゃあ、セルフイメージを高めるのが間違いかっていうと、まったく、そういうことじゃなくて。
セルフイメージ、大事なんですよ、めちゃくちゃ。

だって自己評価不安って、それ自身がセルフイメージでしょ。
等身大じゃないんでしょ。
確かに有能ではないかもしれないけれど、だから人生最悪ってわけじゃないし、立ち直れないってこともないんですね。この辺は思い込みの問題で。
本当につらい時期を過ごしているかもしれないけれど、それはたまたまかもしれないんですね。
卑屈になっていると、自分の成長を止めてしまうので、本当にダメな人生になってしまうんですね。

評価

自分という人間を評価されたいなら、まず行動を変えたほうがいいんですけど、考え方も同時に変えてくださいね。
たぶんできます、同時進行。

偉そうなことばかり言う人って、中身がないことって多いじゃないですか。
無責任な人ほど、クレーマーになりやすかったり。

仕事の会議なんかでもいるでしょ。
自分は責任は取りたくないくせに、意見だけは偉そうな人。
じゃあ、いざ、責任を取れるかっていうと、そういう人って、真っ先に逃げるんですよ。

ぶっちゃけ、ダサいじゃないですか。
ダサくなりたくないですよね。
だったら、発言しなきゃ良いんですよ。

でも、自分の考えを尊重したいなら覚悟を決める。行動する。
これが、一番なんです。

モテるかどうかもそうなんですけど、有言実行する人って魅力的じゃないですか。
別に大それたことをする必要なんかないんです。誠実でさえあれば。

自分の頭できちんと考えて、自分も他人も有益でいられるかどうかを考えて、自分にできることを最大限行動に移す。自滅しない程度に留める。これで、良いんですよ。

周囲に認められる人間にすぐになれるってことではないです。
でも、有言実行できるようになると、自分史の中に、小さな成功体験が積み重なってくるので、自分のことを信用に値する人間に思えてくるんですよ。
自分がどれだけの器なのかはわからなくても、とりあえず信じてみようって気になるんですね。

結局、小心者(=僕?)って、そんなことを言っても最終的には自分以外の誰かにも評価されたくてたまらないんですね。
褒められたいんですよ。「すごいね」って言われたいんですよ。

でも、その気持ちを否定する必要ってまったくなくて。
勘違いしちゃいけないことをきちんと頭の中に入れておけば大丈夫なんです。

 

勘違いしちゃいけないこと。

セルフイメージは大事だが、行動が伴わなければ意味がないということ。
『口だけ男』と『口裂け女』は近寄りがたい存在でしかないんです。性別は逆でも同じですよ。

他人に褒められたいのはわかりますが、褒められなくても卑屈にならないこと。
卑屈になると、ぜんぶ台無しになってしまうんです。

褒めてもらえたら、素直に喜ぶこと。いちいち「これは、お世辞かな……?」なんて勘ぐらなくていいです。
素直に喜んでくれる人って、イメージ良いんですよ。イメージ良くなれば、認められるのも時間の問題でしょ。

図に乗らないこと。
お世辞かどうかは別として、素直に喜んだら、次は謙虚に。
その誉め言葉を励みに、さらにパワーアップを目指してくださいね。
「なんだ、私って、すごいのか……」って調子に乗っていたら、転落まっしぐらです。

小さなことでも、軽視しないこと。
有言実行を可能な限り実践してください。
誰もほめてくれなくても、自分で自分を褒められるのが本当はいちばんいいことです。
継続は力なり、です。自己満足も立派な満足です。

評価

勘違いせず、地道に自他を思いやり、有言実行し、継続する。
これを繰り返せば、結果は後からきっとついてきます。

ついてこなくても、それは運が悪かっただけ。「ほら、やっぱり……」じゃなくて、可能性を捨てないこと。
いいましたよね、ふてくされないで、と。

不安になったら、この記事を読み返してください。

あなたは、あなたの味方です。
僕も、あなたの味方です。

 

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