ココロセラピストが語る! ノスタルジーを楽しもう! ~過去を懐かしむのは現実逃避ではないんだ!~

ノスタルジー

たとえば、先ほど話した炎天下の話。
中学生時代、そういえば徒歩通学だったけど、よくまあ暑くても寒くても雨でも歩いて学校に通ったものだなあと。
今なら絶対に通勤が不快な場所なら働かないですし。よほど条件が良くなければ。
でも、学校ってそういうことに関して拒否権ないわけですよね。

ということは、それだけでも今の方が格段に、QOL(人生の質)が高くなっているということですよね。
過去を思い出して過去に逃げているとか、そういう話ではなく、むしろ過去に触れることで、今この瞬間に感謝できたのです。
そういえば僕が子供の頃はエアコンなんてなかったなとか。
今も不満がゼロというわけではありませんが、なんだかんだで幸せに生きてるなあと思えました。

今の話だけだとノスタルジー的要素がないと思われそうですが、大自然。蝉の声。
太陽の日差しなど、部分的にはそういう懐かしさを醸し出させるものもたくさんありましたよ。

 

子供のころに好きだったモノを思い出してみよう!

僕は時間がある時、子供の頃好きだったモノを思い出してネットで検索したりして楽しむ趣味があります。
ちなみに今日は『魔神英雄伝ワタル』というアニメについてあれこれ検索して楽しんでいました。

僕が知るテレビアニメの中では過去にも現在にもこの作品を越えるものはないのではないかと思っている作品です。
……って最近のアニメを知らないので、そういう表現は厳密には正しくないですね。
作品の素晴らしさはまたの機会があればということで。

僕が楽しんでいるのは作品そのものもそうなのですが、当時の記憶です。
『魔神英雄伝ワタル』をフラグとするならば、そこを起点とした周辺の記憶や感情を思い出して楽しんでいるのです。

「何をしていた時、楽しい(or幸せ)と感じていたのか? その根底にあるモノは何なのか?」という点が重要なのです。
それを自分の中で突き詰めていくと、その時の楽しい感情、幸せな感情を現在でも再現できる可能性がグンと高まります。

たとえば僕を例に出すと『魔神英雄伝ワタル』を見ていた当時、何が楽しかったかというと、世界観を堪能することとロボットの絵を描くことが好きだったのです。
今も、幸運なことに仕事で絵を描く機会も多いのですが、絵を描いている時の楽しさは健在ということですよね。
ありがたいことです。

ノスタルジー

たとえば今、絵を描く機会がなかったとしたら「あ! 絵を描いて楽しかったよな……」と思い出せれば、敢えてそれをやってみるというのも良いですよね。
古い趣味を復活させろということではなく、古き良き快の感情を再現できたら、やっぱり嬉しいですからね。

もし、あなたがストレスを感じていたら敢えてノスタルジーに浸ってみてください。

ただの懐古主義ではなくて、きっと現在につながるヒントが見つかりますよ。

 

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