ココロセラピストが語る! 僕の顔 ~自分の顔ってどんな顔?~

顔

自分の顔ってどんな顔?

僕は男性だからかもしれませんが、女性ほど鏡を見ません。
ある時、ふいと気づいたのですが自分の顔ってどんな顔だろうと改めて考えてみました。

自分の顔を思い出す時は、せいぜい免許証の写真くらいです。
免許の写真というのは実に不思議で僕に限らず、世の大半の人が「私ってこんな顔だっけ? なんか納得いかないな……」と不満を口にします。
未だかつて、「俺の免許証の写真、マジでイケてるぜ!」なんて言っている人、一人も出会ったことがありません。内心、そう思っている人もいるかもしれませんが……。

他には就職活動などで使う証明写真とか、そのくらいでしょうか。
あれはあれで満面の笑みで撮るわけにはいきませんし(何故ダメなのかは謎ですが……)、あれが普段の自分なのかと言われると、それもなにか違う気がします。

そう考えると、あまり自分の顔って普段どんな顔をしているのか、いまいち想像できないというかわからないです。
最近はスマホで自撮りする人も多い(?)と思うので、以前と比べたら自分の顔を見ている回数は増えているかもしれません。
でも、自撮りは自撮りで変なアングルだったりして、違和感ありありだと思うので、それが普段、みんなに見えている顔と同じなのかというと、それも違いますよね。

顔

朝起きて、顔を洗うとき、鏡を見ます。
要するに朝一の顔です。
さっきまで眠っていたわけなので表情がキリッとしているはずもありません。
目やにもついていますし、髪の毛もボサボサです。
髭も、伸び放題です。

その顔がちょっと面白くてクスッと笑ってしまうのですが、さすがにこのまま外に出るわけには行きません。
もし、自分が女性だったら「ちょっと、不潔?」と思って距離を置きたくなってしまうと思います。
「気取らず、自然体でステキ!」とは残念ながら思わないと思います。
何度も同じ話をしていて恐縮ですが『ありのまま幻想』(※「ありのまま」こそ、素晴らしいと妄信すること)に執着しないで下さいね。

自分の顔が面白いというのは、それはそれで楽しいのですが、顔を洗うと気分が変わってスッキリします。ここで洗い終わった自分の顔を改めてみると、さっきまでの自分とは少し違う自分になれた気がするのです。

同じ自分なのに。改めて考えてみると、非常にそれが面白いです。

 

顔とQOL

突然、顔の話なんかしだして、どうしたのかと思ったかもしれません。
でも、これって結構重要だと思うのです。

「人生は顔に刻まれる」と言います。
美容もそうですし、人相学もそうですし、それこそ履歴書の写真もそうなのですが、顔って、他人に与える影響力がものすごくあるよな、と。

それで自分自身の顔について考えてみたら、案外自分が思っているほど、僕は自分の顔についてわかっていなかったのだなということが改めてわかりました。
同時に自分の顔ってもう少し意識しても良いのかなと思いました。