夢ポイント1
夢から覚めそうな瞬間に明晰無を自覚し、続きを見る事を意識すると戻れる可能性がある。ただし、夢は刺激に弱いらしい。身体に力が入ってしまったり、ビックリしてしまったりすると、覚醒してしまい夢の世界に戻れなくなる。よって、力み過ぎないようにリラックスした方が良い。
夢ポイント2
明晰無だとわかれば練習次第である程度は夢をコントロール出来る可能性がある。
夢ポイント3
やや強引に夢の世界に戻っているため、若干疲れを感じる。スッキリ目覚めたい場合は必ずしも夢の世界に戻らない方が良いかもしれない。
夢ポイント4
夢の世界に入り浸ってしまうと寝坊してしまう危険性がある。実生活に支障が出るので、目覚まし時計はきちんとセットした方が良い。
ドリームトッリップは偶然だったのか?
自分の体験を通して、夢の世界に戻れるという事。
夢を夢と自覚することは可能だという事。夢をある程度コントロールすることは可能だという事。
これらの事実はわかったわけですが、そこで新たな疑問が浮かんで来ました。
「これは偶然なのではないか……」と。
人生は、何か1つ解決すると、そこからまた1つ謎が生まれる。
なんというか、そんな複雑な心境になりました。
ただ、僕は職業柄ココロ(潜在意識)の世界に関しては人の何倍も興味があります。
なので、再現性を検証してみる事にしました。
数日間、ドリームトリップの再現実験を行ってわかった事があります。
夢ポイント5
僕自身は、フェードアウト(夢が終わり、目が覚める瞬間)を捉えなければ明晰無を自覚出来ない。
夢ポイント6
フェードアウトが終わって、なんとなく目が覚めた状態でも身体を動かさず、布団の中で大人しくしていれば、そんなに急がなくても夢の中に入れる場合もある。
夢ポイント7
夢の世界に戻るコツは、夢の印象的な場面(物・人・物語etc…)を出来るだけリアルに思い出して意識すると戻りやすい。
夢ポイント8
必ずしも夢の世界に戻れるわけではない。目覚めてしまう事もある。
夢ポイント9
夢自体が潜在意識の世界で、常に変化しているから、絶対に夢の続きというわけではなく、似た新たな夢を見ているのかもしれない。残念ながら確認方法はない。
夢ポイント10
夢の世界に戻れても、脳が覚醒してしまった場合は、いつまでも夢の世界にいることは出来ない。また、なんとなく「そろそろこの夢を終わらせても良いかな……」という気分になる時もある。
夢ポイント11
夢の続きを見た場合、原因は不明だが夢の世界に戻れた印象が強く残って、最初の夢を殆ど覚えていない。
夢ポイント12
実は夢が終わって再び夢の世界に戻っているつもりだが、それも含めて全部夢だったという可能性もある。
研究しているわけではなく、なんとなく意識して行った実験なので科学的なデータではありません。
当然個人差もあると思います。
ただ、たかが夢ではありますが、かなり自分の中では踏み込んだ満足感はあります。
普段、夢を見ない人、あまり覚えていない人には少し難易度が高いかもしれません。
個人的には楽しいと思いますが、自己責任の範囲で楽しんで下さい。
というのも、本来は睡眠というものはぐっすり眠ってスッキリ目覚める方が良いものです。
なので、夢の中とはいえ、意識をはっきりさせている時点で完全なリラックスとは言い切れない節もあります。
僕の場合は、悪夢を悪夢ではない夢に変える事に現段階では成功していますが、夢の続きを見たことで、そちらが悪夢になってしまう可能性もゼロではありません。
催眠療法(たとえば前世療法など)の状態に似ていますが、催眠の時は、ヒプノセラピストが見守ってくれたり、ナビゲートしてくれたりするので安心ですが、ドリームトリップの際は一人だという違いもあります。(※催眠と睡眠は違います)
ハイヤーセルフ(高次なる自己)に会って助言を貰いたいとか、過去のトラウマを消したいとかであれば、ドリームトリップではなく、セラピスト等の専門家に相談した方が良いです。
また、自分の意思で夢の続きを見たり体験したりした場合『夢分析』や『夢占い』の解釈がどうなるかということは僕には一切わかりません。
ただ、夢は基本的に勝手に覚めますので、仮にコントロール出来なくても、悪夢だったとしても、神経質になりすぎなくても大丈夫です。
転ぶのが怖ければ自転車には乗れません。
必ずしも夢をコントロールできる必要性はありませんが、慣れてくればそれなりに楽しいのも事実です。
もし、興味がおありでしたら、ほどほどに試して楽しんでみてください。
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