ところで幸せってナニ？
ところで、幸せになる方法も大事なのですが、そもそも幸せって何なのでしょうか。人によって幸せの定義は違うのではないかと思う人もいるかもしれません。その通りです。
親は子に「末は医者か弁護士にでもなってくれれば幸せ！」と思うかもしれません。子は「私は声優になれたら幸せ！」と思うかもしれません。どっちも正解です。善悪の問題もありません。
バリバリのキャリアウーマンになるのが幸せと感じる人がいれば、平凡なお母さんになるのが幸せと感じる人もいるかもしれません。男性が主夫になるというのが幸せと思っても良いのです。実現できるなら遠慮なくして良いのです。
何は無くともお金を稼ぐ事が幸せというならそれも良いと思います。バナナを食べたら幸せとか、そういうのも重要です。衣食住があれば幸せと言う人もいれば、イケメンと結婚するのが幸せと言う人もいると思います。
人道に問題が無い範囲なら、幸せの定義は自由で良いと思います。幸せの価値観は、生まれ育った時代、環境によって違ってくるかもしれません。とにかく幸せのカタチはたくさんあるのです。
幸せになる方法は、知っているに越した事はありません。ただ、その前に「私にとって幸せって何だろう？」という問いを持つ事が重要です。
そして、次に重要な事は時間です。幸せというと、未来の幸せをイメージしてしまう人がいるかもしれませんが、今、この瞬間が幸せと感じる事はとても大切です。この瞬間を幸せと思えたら、それは本当に幸せな事です。未来に幸せでいることも重要ですが、それは今が幸せではないという前提条件があるわけではないのです。過去が幸せだったと実感できる事も大切です。過去が幸せだったと言うと今が幸せではないと感じるかもしれませんが、過去も幸せ、今も幸せなら、なお良しです。
先ほど「私の幸せは何か？」を知る事が大事だと言いました。具体的な幸せがわかれば、目指す方向が見えて来るからです。逆説的ではありますが「なんだかわからないけど幸せ」という幸せもあります。それは、目指す幸せではなく感じる幸せです。幸せというのは目に見える物ではありません。感じるものです。だから、幸せと感じられるなら具体的でなくても本当は良いのです。
僕が幸せを感じる瞬間は、たくさんあります。衣食住があること。これは毎日本当に心の底から幸せだなと感じています。こうして記事を執筆出来ている事も幸せだと思っています。
「そんなの小さな幸せじゃないですか。どうせなら億万長者になりましょうよ」と言う人もいるかもしれませんが、僕には「それも幸せだね」という感じです。
今、ものすごく幸せなので、この幸せがずっと続いたら良いなと願っています。僕にとっての幸せは、小さな幸せの積み重ねなのかもしれません。
もっと大きな別の幸せを考えると、心の病（病名の無い物も含めて）をこの世から無くす事ができたら滅茶苦茶幸せです。その夢を達成できたら幸せです。だからいつも「どうやったら、みんなの心が一層豊かになるかな？」と考えています。難しい問題ですが、それを考えている時間も幸せです。今の自分にどれだけの力があるかはわかりませんが、1人の心でも軽くできたなら、それもものすごく幸せです。
幸せになる方法とは？
幸せになる方法は、誰かが教えてくれるわけではありません。
でも、自分なりに考えてみた方が良いのは確かです。
そのコツを５つ書いておきます。
・自分にとっての幸せを考える（他人と違ってもOK！）
・その幸せを追求するにはどうすれば良いかを考える（時には衝突があってもOK！）
・考えた事を実行に移す（失敗しても行動した事が偉い！）
・何気ない小さな幸せにその都度気づく（見逃さなければ、既に結構幸せかも！）
・他人の幸せを素直に喜ぶ（自分以外の幸せも幸せと思えたらもっと幸せ！）
これを意識する事です。忘れそうになったら、また考え直せば良いです。幸せの定義や基準が変わっても構いません。その都度、更新すれば良いのです。
もし、これらが難しければ、カウンセラーなりコーチなりを利用しても良いと思います。幸せは自己責任ですが、独りで抱え込む必要はまったくありません。みんなで幸せになりましょう。
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