都会にいながらも自然のリズムで暮らすことの大切さと、 コロナ禍が私たちに教えようとしていること 統合医療医師・山本竜隆さんインタビュー

山本竜隆さん

—— 先生の現在のご自宅には、水道やガスがないそうですね。住み心地はいかがですか?
山本竜隆さん
電気はありますが、それ以外は薪や敷地内の湧水、井戸水で生活しています。東京育ちの私にとっては、全く経験の無い日常でしたが、とっても快適ですね。
蛍が飛んできたり、様々な動植物たちにも囲まれながら共存し、自然の恵みに感謝しながら過ごしていると、都市部での生活では無かった自然の尊さや、物事のプライオリティー(優先順位)が明確になったように思います。
つくづく私は「自然欠乏症候群だったんだな」と実感しましたね。

—— 自然欠乏症候群の特徴はどのようなものですか?
山本竜隆さん
2005年に米国のリチャード・ルーヴさんという方が、統計データをもとに「自然体験不足障害(NDD)」という考え方を発表しました。これは、「子どもが屋外で過ごす時間がより少ない場合、多義にわたる問題行動につながる」というものです。
その後、症状の出方は様々なのですが、大人であっても自然と触れ合う機会が少なければ、心身に影響を与えると考えられるようになっています。
私自身も都市部で診療したときに、検査では異常がないのに、精神的に「つらい」「ストレス過多だ」と訴える方々をたくさん診てきましたので、そうした方々の改善策として、朝霧の自然を使ったリトリートなどを提供しています。
そして元気になっていく方々を見ていると、やはり自然の癒しの力というのはパワフルだなと、実感しますね。

 

都会にいながらも自然のリズムで暮らすことの大切さ

—— オンラインセミナーでは、「都会生活でもできる自然との共生」といったことも教えていただけるそうですね。
山本竜隆さん
はい。都会に暮らしながらでもできることはいろいろとありますので、いくつかアドバイスしたいと思います。
また、新型コロナのこの時期だからこそ、免疫力アップは重要ですし、心の安定のための瞑想法や、生き方や価値観、人生の見つめ直し方なども、ぜひ、お伝えしていきたいと思っています。都会にいながらも自然のリズムで暮らしてみたい。そのためのヒントを得たい方は、ぜひ、オンラインセミナーにご参加ください。
コロナによってテレワーク、リモートワークといった新しい働き方も登場しました。満員電車がいかにストレスフルだったかを、いま多くの人たちが実感しているはずです。
ウィズコロナの今や、近い将来のアフターコロナにおいて、私たちは自分の人生、経済や文明とどうかかわっていくのか。一人ひとりがそのことを、しっかりと見つめるべき踊り場にいるのだろうと、私は強く感じています。

 

5月24日(日)開催
山本竜隆さんオンラインセミナー
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■開催概要
日時:5月24日(日)
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価格:3,000円
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山本竜隆さん

〈山本竜隆さんプロフィール〉
聖マリアンナ医科大学、昭和大学医学部大学院卒業。米国アリゾナ大学医学部統合医療(Integrative medicine)Associate Fellow(2000年~2002年)修了(アンドルー・ワイル主宰)。
タニクリニック副院長(東京・日比谷)、聖マリアンナ医科大学予防医学助手、統合医療ビレッジ総院長(東京・四谷)、中伊豆温泉病院内科医長、㈱小糸製作所静岡工場診療所所長・統括産業医などを経て現職。富士山麓国立公園内のレイライン上にリトリートを開設。