他には、サンダルウッド（消炎作用、リラックス、肌トラブル）、ミルラ（免疫力アップ、皮膚の炎症、かゆみ、やる気アップ）、パイン（リウマチ、胆のう、胆石、皮膚の炎症、リフレッシュ）、ガルバナム（関節炎、リウマチ、緊張、ストレス）などがお勧めです。
ひざ関節に効くエネルギーポイント＝ジャーヌ・マルマ
「マルマ」とは、インドでいうところの「ツボ」で、身体のエネルギーポイントです。
実際中国伝統医学の鍼灸のツボと一致することが多いようですが、範囲はツボよりも広範囲になります。
このマルマをマッサージなどで刺激することで、エネルギーバランスを整えて、身体を活性化したり、またリラックスさせてくれます。
ジャーヌ・マルマはひざ関節全体の大きいマルマで、ここには内膝眼（うちしつがん）、外膝眼（そとしつがん）、犢鼻（とくび）、陰谷（いんこく）、委中（いちゅう）などのツボが密集しています。
ここを刺激することで、ひざ関節を始めとした関節の潤滑、胆のう・肝臓（右）、脾臓（左）に作用していきます。
お勧めのケアは、上記のアロマをお好みの植物オイル（スイートアーモンドやセサミなど）で希釈したものをマルマに塗りこんでいきます。
お時間がない時は、塗布だけでもＯＫですが、時間がある場合は、手のひら全体を使い、優しく時計まわりに数回、反時計回りに数回ずつ円を描くようにマッサージしていきます。
前面のポイントが主ですが、側面や後面も施していきましょう。
お勧めのヨガのポーズ＝ウトゥカタ・アーサナ
つぎに、このマルマポイントを刺激する、ウトゥカタ･アーサナ～椅子のポーズのご紹介です！
両足を肩幅に広げて立ちます。
つま先は真正面、内また、がに股にならないよう気をつけます。
胸元で合掌し、ジャーヌ・マルマに意識を集中します。
息を吐きながら、背をまっすぐに保ち、かかとを床につけたまま腰を下げていき、同時に手を上げていきます。
中腰のまま、出来れば太ももと床が平行になるまで腰を落とし、普通の呼吸で出来るだけ静止します。
息を吸いながら、ゆっくりと足を伸ばしていき、同時に手を下げて、最後に両手を体側に沿わせて休みます。
ウトゥカタ・アーサナ～椅子のポーズは、下半身の強化や引き締めに役立ち、ひざの痛みを緩和をします。
また、肩や胸のストレッチや、骨盤のバランス、代謝促進などにも効果的です。
合掌がキツい場合は、手をつけなくても大丈夫ですので、無理をしないでやってみてくださいね！
