こんにちは、風水カウンセラー 珠木結生です。
先日4月4日は、てんびん座の満月、そして皆既月食でしたね。
さらに翌日の4月5日は暦の上では
「清明」を迎え、文字通り活き活きとした、活動的な春へ向かう新しいスタートの時でもありました。
先月3月21日の春分の日から、大きな変化の流れがまるでうねりのように、連続して訪れています。3月21日の春分の日については、こちらのコラム「新月明けの3月21日は、特別な春分の日。浄化とリセット、そして新しいスタート!……これも風水」 をご覧ください。
さて4月4日には何が起こったのでしょうか。
満月は、一番月が満ちて見える時。
完成と同時にこれから静かに、また再生へと向かう時でもあります。
ですから、もしかしたら、月が一番満ちた時に起こった皆既月食の前後は、今までの自分が常識と思っていたことや、当たり前と思っていたことを見直すような出来事が起きたタイミングだったかもしれません。
ちょうどその頃、私の身の周りでも、自分の人生を根底から変えたいとか、もしくは変えざるをえないとか、今まで当り前のように思っていた日々の生活の中に、突然「変化」が飛び込んできたという方。
それから、なぜかはわからないけれど、繰り返しているパターンから抜け出したいとか、何か変えたくてしょうがないけれど、どうしたらいいのだろう……と変化の前の準備をしている方にも出会いました。
私達人間も地球の一部、そして宇宙の一部ですから、
4日前後に「変化」というテーマに向き合っていたら、
それは宇宙の流れに寄り添っていたと言えるでしょう。
そして、4月5日の清明を迎えた頃から徐々に、その変化の流れや動きに軽やかさが生まれました。ですからそこから抜け出せる日はもうすぐやってきます。
実は4月18日は暦の上で
「甲子」の日、何か新しいことを始めるのにぴったりの日です。
そして翌日の19日は、新月。
これから満ちていく新月は、リセットと再生のエネルギーを持っています。
さて、この暦の流れから、人生の中にどんなストーリーを感じ取れるでしょうか。ストーリーとはつまり、サインということにも繋がります。
今までしばらくの間、大きな変化や変化を予感する流れの中にいたとしたら、軽やかに一歩踏み出す時が来たのかもしれません。
それは目に見えるような明らかな変化ではないかもしれないけれど、きっと、すっきりとした気分で、この世界に満ちている春の光の暖かさを感じられる日もそう遠くないことでしょう。
時に私達がすっきりとした明るい気分になる時、それは必ずしも状況が変わった時とは一致しないことも多いのです。例え、揺さぶられるような大きな変化の中にあっても、思いがけないことで大変な思いをしていても、私達はそれが困難なのだ、と思う気持ちに囚われずにもいられます。
それは自分の心の中で、春のような兆しを感じられた時に起こります。同じ状況下においても、違う視点と心の余裕を持てるようになり、希望の光のようなものを持てるようになるからです。
ここ最近の変化の流れの中で、向き合ったことが思いがけないことであればあるほど、揺さぶられれば、揺さぶられるほどに、その出来事は私達の人生の振り幅を大きく変え、今までにない新しい経験を魂に刻み付けていきました。
その変化はきっと、今後の人生をよりよい方向へと導くための大切なサインであったかもしれません。ですから、その大きな変化の後、私達の人生は、もっと愛しいものへと変化していくはずです。
暦はまさに、様々な物事が清らかな明るい流れに乗って、
4月18、19日のリセットと再生、新しいスタートへと向かっています。
私達も自然の一部、きっとその頃に、新しい兆しを感じられることでしょう。
むしろ、今のうちに、この春の兆しを逃さずに、新芽のように力強く、新しい一歩を踏み出す日と決めてもいいかもしれません。