【花粉から避難しよう】
今年は平年並みと予想されている花粉ですが、すでに国民病となりつつある花粉症に苦しむ人は多く、さまざまな花粉症の対策が紹介されています。そんな中で、もっとも「根本的な解決方法」として注目されているのが「避暑」ならぬ「避粉」。文字通り、「花粉から避難する」というものです。
【煩わしいマスクから解放されるチャンス】
花粉症の大元ともいえるスギ花粉は、「関東地方は3月中旬がピーク」となりますが、だからといってすぐになくなるわけではなく、断続的に一年中飛散しています。また、スギ花粉が終わったあとにいは、ヒノキ花粉の飛散もはじまるので、「春を楽しめない」という方も多いことでしょう。「煩わしいマスクから解放されて、思いっきり空気を吸い込みたい!」そういう想いを叶えてくれるのが「避粉」となります。
【避粉に適した場所とは?】
避暑地と同じように、「避粉にも適した場所」というものがあります。杉の木は、ほぼ日本全国に存在していますが、杉の木がない地域や、影響を受けにくい地域というのもあるのです。その中で、東京都でありながらも、花粉の影響をほとんど受けない場所があります。それは世界遺産にも登録されている「小笠原諸島」。東京都ではあるものの、1000km以上も離れていますので、当然といえばそれまでですが、確実の花粉の影響を逃れることが可能です。
【世界遺産でクジラとふれあって、花粉を忘れよう】
今頃の時期は「ホエールウォッチングに最適な時期」ということもあり、花粉から逃れるだけでなく、「スピリチュアルな動物であるクジラ」とふれあって、そのエネルギーを受け取ることでより癒されることが可能ですが、難点としては交通の手段が船のみであり、片道24時間かかること、また近場の海外旅行と同じぐらいの費用がかかってしまうというものがあります。ある程度の長期休暇を取ることができ、金銭的にも余裕があるようでしたら、小笠原諸島は避粉地として、かなり有力な選択肢といえるでしょう。
【手軽だけれども注意が必要な北海道と沖縄】
飛行機で手軽に訪れることができる避粉地としては、「北海道」と「沖縄」があげられます。北海道は杉がほとんどなく、今頃の時期ならばまだウィンタースポーツも楽しむことができますが、注意しなければいけないのは「4月下旬からは白樺の花粉が飛散する」ことです。杉ではありませんが、こちらでも花粉症の症状がでる可能性はあるので、訪れるならば4月上旬までにしておくのがベストといえるでしょう。
沖縄も北海道と同じように杉の木がほとんどありません。寒さが苦手な人にとっては、温暖な気候であり、夏に比べると暑さもさほどでない今頃の季節は、沖縄の各地に存在する「パワースポットである御嶽を巡るのにぴったり」といえるでしょう。沖縄自体がエネルギーに満ちたパワースポットともいえる土地ですので、訪れるだけで元気を貰える場所ですが、こちらも「4月頃からは松に似たモクマオウの花粉が飛散する」ので、注意が必要となります。
【避粉地をPRする的山大島】
最近では、このような離島や杉の木がない場所へのツアーも開催されています。北海道や沖縄はもちろんですが、九州地方では「積極的に避粉地であることをPRしている場所」もあります。長崎県の離島である「的山大島(あづちおおしま)」では、ここ数年、避粉地セラピーツアーというものが開催され、毎回満員という人気を集めています。同じ九州地方の離島である「奄美諸島」は自生の杉の木やヒノキが存在しないことから、こちらも避粉地として人気です。
【離島のエネルギーを感じて、花粉から逃れる】
今まで紹介してきた場所を見るとわかると思いますが、基本的に花粉から逃げ出すためには、「本土からある程度離れた離島へと向かう必要」があります。交通の便が悪いところもありますが、それだけに煩わしいマスクから解放され、空気を思う存分吸い込んだときには、その「空気の良さと、大自然のエネルギーを堪能することが出来る」でしょう。都会にいて、毎日、「花粉のせいで大きなストレスを受けている」という方は、思い切って休暇をとって離島へと向かってみませんか? 花粉から解放されるだけでなく、さまざまな収穫が得られるはずです。
A last resort to escape from the pollen.
Evacuate in an area where it will not come in pollen.
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