魂の真実 Ⅳ〜「綿毛に包まれて生きていく」〜Vol.33 

人を恨んでみたり、ジャッジしても何も自分は気持ちよくならず、成長しません。

魂にも得意分野や成長過程もあります。
今の皆さんは有名な映画“ゴースト”を見た方は少ないでしょうか?
あの映画に残された彼女の危機の為に亡くなった彼がメッセージを霊媒師を解して伝えようとするのですが、一向に信じてくれないために、現実の物質を使って信じさせようとしますが、最初は何も出来ないところから始まります。訓練をしてだんだん物質を動かすコツを見出し、コインを目の前で動かして見せるシーンがあるのです。

人間に生まれる前に人間の物質を楽に動かせていたとしても、人間として人生を終えた直後には、それらのコツも忘れて思い出すところから始めたり、まだまだそのコツを習得中だったりと魂にも色々あります。

ポルターガイストでは、家具が縦横無尽に動いたり浮いたり。
色んな恐ろしい現象を引き起こすことがあります。
しかし、クライアントさんは言います。
私の親族に、「居るのなら、あの家具を動かして!」と頼んでも動かないし、ものなんて写真たて1つも倒したことが無いのですと言われること多いです。

我が家の娘も生前はそんな知識はあっても、亡くなった直後に出来たかと言うと、全く出来なかったようです。
私がパニックを起こしていた事も要因ですが、最初は娘を感じることもありませんでした。
でも次第に、私の亡くなったピアスをどこからか運んであるはずの無い場所に置いたり、声の出るおもちゃでメッセージを伝えてきたり、電気をフラッシュさせて漏電を知らせたり、温度を使って私に存在を感じさせたりと、だんだんと色んな事が出来るようになってきました。

ですから、魂も色々人間とのコミュニケーションは出来ます。
ただ、肉体が無いので少し人間とは違う形になってしまいますね。
また、直ぐに出来なくても、だんだんと勘を取り戻して、色々披露してくることもあります。

そうですね……ご飯を食べたり、トイレで排出することもありません。
眠りもありませんし、ハグも出来ませ……んかな?

こう書いているうちに思い出しました。
先日、娘と手をつなぎました。ツルツルした柔らかいあの感触は、間違いなく娘の手です。
サイズも小さかったし、暖かかった。
私は即座に涙が出て手を見つめると、そこには手は無かったのです。
でも感触は継続していました。

そして暫く他人の手を見るように、自分の手を眺めていると、私の意志ではなく前後に1度振って止まったのです。
感触もすう~っと消えていきました。
もしかしたら、形は無くても量子レベルで感触は伝わるのかもしれませんね。

そんな風に娘の魂が色々と表現してくれると、まだまだやれることが増えるのかもしれません。
ですから、答えとしては、『何でも出来る可能性はある』ということです。
もちろん肉体のある私たちとは、少し感覚や表現が違いますけど。

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最近の魂の写った写真をテレビで見ると驚きます。
カメラの性能が上がった為か、皆さんのスピリチュアル的波動が上がったのか、写真はまるで人間そのもの様な容姿で写っているものが増えました。以前のようにエネルギー体がほわっと、人間っぽく写っているのではないものが増えました。
カラーでしっかり質感さえ伝わるような、人相もはっきり分かる様な写真ですね。

私は、最近思うのです。
幽霊を皆さんが怖がるけれど、私に見えるのは何ら生きている人間と変わらないのではないかと。
余程の恨みを持った魂が、歪んだ形で現れない限り、人間を魂としてみた時と違いが無いのです。

むしろ生きている人間の方が怖い形相をしていることも少なくありません。
同じ魂である人間もエネルギー体としては、邪念などがある場合はどちらも歪んだ形になります。
ですから、私たちも幽霊=怖いのではなく、そこに宿るエネルギーの状態であることを意識したら、自らの生き方も変わるのではないでしょうか?
どう生きるか……これも先にあげたように、今を大切に生きるということを意識してみて下さい。

人を恨んでみたり、ジャッジしても何も自分は気持ちよくならず、成長しません。
そんな時間を使うなら、もっと自分磨きに使うほうが幸せです。
魂からキラキラさせていきましょう。

予断ですが、
日本人は昔、外国人とお付き合いしたり、結婚するなんてなかなか考えられない時代がありました。
私たちと同じ身体なの? もしかしたら服を脱いだら全く違う形態なのではないかと思われていました。
天狗などは外国人がモデルだったという説もあるくらい、異種な生き物に感じていたようです。
そして、今は国際結婚が珍しくない時代。
次は宇宙人たちとの交流が始まり、次の世代には宇宙人と結婚するなんて事もあるかもしれません。
それとは少し違いますが、その頃には肉体を脱いだ魂とも、普通に交流できるのかもしれませんね。キグルミを着ていない人間とキグルミを着ている人間が交流できるように。

 

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