デリケートゾーンのニオイは○を食べるとくさくなる!? ○○しすぎもニオイが! 突然の夜のお誘いでも安心なケア

デリケートゾーンのニオイって、自分でも気になりますし、男性がどう思っているのか気になりますよね。

突然、夜のお誘いがあって、「デリケートゾーンのニオイ大丈夫かしら!?」とあわててしまうこともあるでしょう。

男性に「ニオイがするな……」と思われたら恥ずかしいですから、しっかりケアをしたいですよね。

デリケートゾーンは、陰毛があることでムレやすく、ストッキングやレギンス・ジーンズなどムレやすい服装をしていることでよけいにニオイがひどくなりやすいです。

さらには、肛門が近くあるため、肛門のニオイがしていることでデリケートゾーンがよけいにくさくなってしまうことも。

食べ物でデリケートゾーンのニオイがひどくなることもあります。

 

お肉の食べ過ぎは肛門からニオイがしてデリケートゾーンもくさくなる!

産婦人科専門医で女性のニオイケアにくわしい上田弥生医師のお話では、

お肉は消化に時間がかかるため、たくさん食べ過ぎてしまうと腸の中に長く残ってしまって、腐って肛門がニオイやすくなり、そのせいでデリケートゾーンもくさくなりやすいそうです。

お肉を食べたあと、「口臭がクサイかも」「オナラがくさいな~」と感じたことがありませんか?

消化が終わっていないお肉の残がいが腸の中に長く残ってしまうと、腐ったニオイが充満してしまい、腸から胃を通って口にまでのぼって口臭がくさくなったり、オナラもくさくなってしまうのです。
同じように、デリケートゾーンもくさくなってしまいます。

「焼肉大好き!」だと、一度にたくさんお肉を食べてしまうこともあるでしょう。

でも、男性とデートのときには夜のことも考えてお肉は食べ過ぎないほうがいいです。

また、お肉を食べるときには野菜もいっしょに食べて食物繊維をとるほうが、お肉だけのときよりも腸の中でのニオイをおさえるのに役立ちます。

とくに、湿気が多い梅雨の時期や夏はムレでデリケートゾーンもニオイがしやすいですから、ふだんからお肉を食べるときには野菜も一緒に食べましょう。

 

外出先で男性からのお誘いがあったとき、手軽にできるデリケートゾーンのケア

湿気が多い梅雨の時期や夏は、デートをしているだけでも汗をかいてしまうので、デリケートゾーンのニオイは気になるでしょう。

そんなときに予定外で男性から夜のお誘いがあったらピンチですよね。

外出先でのデリケートゾーンのケアはどんなことをすればいいでしょうか?

デリケートゾーンは粘膜がうすい場所で、文字通りデリケートな場所ですから、
わきの下のように制汗スプレーや汗ふきシートを使うとかぶれてしまってとてもキケンです。

下手をすると、黒ずんでしまうことにも。

かぶれやすいデリケートゾーンのニオイのケアで安全なのは、
トイレのビデ機能を一番弱い状態にして、汗をかいたデリケートゾーンを優しく洗うこと。

もしくはお風呂でシャワーを弱にしてお湯で洗うことです。

汗そのものはニオイがしないのですが、時間が経って雑菌と混ざることでニオイがしますので、デリケートゾーンを軽く洗ってニオイのもととなる雑菌を洗い流すといいです。

ただし、ビデ機能の強を使うと刺激が強すぎるのであくまでも「弱」にして軽く洗うようにしましょう。

デリケートゾーンの中のほうまでは洗う必要がないので外側だけで大丈夫です。

ビデ機能の弱で洗ったデリケートゾーンを拭くときにはトイレットペーパーで「トントン」とやさしくたたいて水気をとります。
お風呂上りならタオルで「トントン」とやさしく。
ゴシゴシと強く拭いてしまうと、こすれてかぶれやすいですから、あくまでもやさしく「トントン」と水気をふきとるだけにしましょう。

 

洗いすぎでもデリケートゾーンのニオイがひどくなる!

デリケートゾーンの中は、デーデルライン桿菌という常在菌がいて酸性に保たれていますから、あなたが思っているほど汚くはありません。

むしろ、デリケートゾーンの中まで洗いすぎてしまうと、常在菌が流されてしまって雑菌が増えてしまい、ニオイがひどくなったり膣炎をおこしやすくなります。
ビデ機能は、いつも使っているとかえって洗いすぎでニオイがひどくなったり膣炎になりやすいので、あくまでもピンチの時や生理中などのときだけ使うようにしてください。

ピンチのときにビデ機能を使うにしても、ふだんのデリケートゾーンの洗うときは、洗いすぎもニオイを悪化させてしまうことは覚えておいてください。

ふだんのデリケートゾーンの洗い方は、ヒダの部分やクリトリスのヒダを丁寧に指の腹でお湯をかけながら洗うようにしましょう。

ヒダの間には垢がたまりやすく、そのせいでニオイやすいので、丁寧に洗って落とせばニオイ対策になります。

爪で傷つけないように、あくまでも指の腹を使ってください。

ボディソープ、石けんは刺激が強すぎてかぶれてしまうため、使わないほうがいいです。

デリケートゾーン専用のソープもありますが、産婦人科専門医の先生は「お湯洗いだけで十分」と話しています。

もし、デリケートゾーン用のソープを使うときには、デリケートゾーンに直接つけるのではなく、手で泡立ててから陰毛にのせて軽く洗うようにしましょう。

デリケートゾーンのソープのすすぎ残しがあると、そのせいでニオイがひどくなるので、ゴシゴシこすらないようにしてシャワーでしっかり洗い流します。

陰毛が伸びすぎていることでムレてニオイもしやすいので、適度にカットするのも、特にニオイガしやすくなる夏は、ニオイのケアになります。

参考文献:上田弥生著「オトナ女子のためのスメらない手帖」

 

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