【脳を騙してラッキースパイラル】ライバルの成功を願って、ライバルに勝つ

タイガーは対戦相手に「入れろ!」と念じた。 つまり、自分自身に「入れろ‼︎」と強く念じたのです。

全ては自分に返って来るそのワケは

【因果応報】【自業自得】という言葉があります。
これは、自分が犯した罪が廻りまわって自分に返って来るという意味だという事はご周知の上だと思います。

TRINITY読者の皆様こんにちは! 野々垣 弘子です。

【ブーメランの法則】をご存知でしょうか。
良い事をすれば良い事が、悪い事をすれば悪い事が、同じ形でなくても自分がした同じような事が廻りまわって自分に返って来るというものです。
皆さんもこのような経験をされた事があると思います。

誰かを親切にすれば、他の誰かから親切にされるでしょう。
誰かを傷つければ、他の誰かから傷つけられるでしょう。
私自身、そのような経験を沢山重ねて来て今の私があります。

 

ライバルの成功を願って、ライバルの上を行け

複雑な私たちの脳。
実は【脳は主語を理解できない】という欠点があります。

私の脳が主語を理解できないだなんて……とお思いの方もいらっしゃると思います。
しかしこれは、脳科学的にも認められた根拠に基づいているものなのです。

有名な逸話があります。
世界的なプロゴルファーであるタイガー・ウッズ。
10年ほど前でしょうか。
プレーオフに持ち込んだウッズは、先にパットを沈めます。
対戦相手がパットを外せばタイガーの勝利、入れればプレー続行です。

もし自分がタイガーの立場だったら、どのように考えるでしょう?
私ならきっと「外れろ!」と思ったことでしょう。
しかしタイガーは対戦相手に「入れろ!」と強く念じたそうです。
ここで、先ほどの脳の話に戻ります。
タイガーは何故、対戦相手に「入れろ!」と念じたのでしょうか?
もうお解りですね。
脳は主語を理解できないからです。

残念ながら私たちの脳は思ったこと感じたこと祈ったことが、自分に対してなのか、他人に対してなのか区別がつきません。
だから、タイガーは対戦相手に「入れろ!」と念じた。
つまり、自分自身に「入れろ‼︎」と強く念じたのです。

もしその時に対戦相手のパットが入り、プレーオフが長引いたとしても「入れろ!」と強く念じたタイガーはきっと勝利を手に入れたことでしょう。

 

悪口や嫉妬は脳に悪影響をもたらし、親切や笑顔は脳に多幸感をもたらす

人のうわさ話や悪口ばかり言っている人、ニュースを観ながら批判ばかりしている人。
あなたの周りにも居るはずです。
そういう人達は、実は自分に自信が無いのだろうと感じます。
自信が無いから第三者の悪口を言ったり批判したりして、少しでも自分が優位に立とうとある意味必死に努力しているのです。
でもそれは、全く無意味であり間違った努力です。
何故なら【脳は主語を理解できない】ので、その悪口や批判は【全て自分自身に向けられている】のと同じなのです。
いつしか脳は混乱し、自分自身を責めるようになってしまうのです。

それとは逆に、いつもニコニコ誰にでも分け隔てなく親切にする人も居ます。
【実るほど頭を垂れる稲穂かな】とはよく云ったもので、社会的に地位のある人ほどそのような人が多い様に感じます。
きっと【ブーメランの法則】を熟知していて、それを実践しているのでしょう。
誰かを褒めれば自分が褒められた様に嬉しくなり、誰かを親切にしてあげれば他の誰かから大切に扱ってもらえるようになるのです。
ミラーリングという方法も有効です。
哀しく辛いことがあっても、高角を上げ鏡に向かってニコッと微笑んでみるのです。
この方法でも脳は騙され「私って楽しいんだ!」と感じてくれるのです。

あなたがしてもらいたい事を、先ずは率先してやってみる。
これがライバルに打ち勝つ法則であり、自分が幸せになる為の法則でもあります。

嫌な事があっても、心を許せる友にちょっとだけ事実を話したらサッサと忘れてしまいましょう!
高角をキュッと引き上げたら、あなたのラッキースパイラルはいまここから始まります。

 

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