もしもスピリチュアルの世界と現実の世界の狭間で迷ったら……。

今世、どこまでの気づきがあるか、楽しみながらやっていけたらと思います。 そしてそんなふうに考える人が増えていけばいいなと思います。

それは、意識だと言います。
そして人間は「肉体」と「魂」この二つで出来ていると言う事。
一つの時代の終わりを迎えた魂は肉体を離れて記憶が白紙になってしまうけれど、思いだけは残って想念となり、私達に伝えようとしていると。
今生、起こる出来事は前世でも起きた出来事であり、肩こりや体のだるさといった体の不調などを通して、気づきなさい、学びなさいと伝えようとしているのであり、
病気や怪我、人間関係の縺れなどもすべて気づきなさいというメッセージだとおっしゃっていました。

その方は、自分とその意識との間に入って仲介人の役割をしてくれるのです。
ここで言う意識は、前世で生きた人の思いであったり、現在生きている人の思い(父、母、祖父母など)であったり、お釈迦様や観音様といった高次元の存在、悪魔のような存在など見えない存在、すべてです。有り難い意識があれば、有り難くない意識もあります。
良い意識には「ありがとう」を告げ、あまりよろしくない意識には、語りかけて理解してもらうのです。そうして本当に理解した意識は、すっと体から抜けてかえるべき世界に返っていきます。

私はこの体験を何度も経験して、実生活である出来事に遭遇しました。
それは、母からずっと言われていた「結婚相手には長男を選ぶな」ということにかかってくる事なのですが……。
久しぶりに実家に帰った時に、なにげなくその話を切り出しました。
すると、そんな事は言ってないというのです。
母が嘘を言っているようには思えません。
私はとても驚いて、早めの痴呆が始まったのかと思いました。
けれど時間が経つにつれ、私自身が乗っ取られていたこということに気づきました。

見えない存在は肉体が無いため、自分の思いを自分で実現させることが出来ません。
だからネガティブになって隙を見せてしまうと、人間に入り込んで思いどうりにしてやろうとするのです。
私の場合はご先祖様達でした。
ご先祖様達にはちゃんとそれぞれの意志がありますので、それを実現させる為に人にそういった情景を見せることがあります。そうやって人間を納得させようとするのです。

今はご先祖様の存在にちゃんと気づく事が出来るので、入ってきたら分かります。
そして私に意見を言うのです。
その意見が納得出来る時もありますし、そうでは無い時もあります。
生きている人間と同じで、ちゃんとお互いが理解した上で答えを出さないといけません。私は、大事なのは乗っ取られるのではなく、ちゃんと自分であることだと教えて頂いています。

何がなんだか分からないといった状態の時は、こんな感覚はいらないと思いました。けれどコツを掴む事ができれば、うまくやっていけるようになるようです。

こういう感覚のおかげで、良い事だってありました。
それは神社に行った時の事ですが、今まで自分にはなかったけれど欲しいと思っていた感覚がふっと自分の中に入ってきたのです。
きっとこれは神様が授けてくださったものなのだろうと思い、有り難く頂きました。
時にはそういう良い事もあります。

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スピリチュアルと現実

人間は輪廻転生を繰り返すと言われており、転生は500回前後だと言われています。
霊能者の方などの力を借りても、意識というのはそう簡単に理解して頂ける事ばかりでは無く、隠れていてなかなか表に出ようとしてこない意識だってあります。
意識はその人にとって良いと思われる時期に表に出て、訴えようとしてくるのです。
その時期は誰にも分かりません。だから今世ですべての意識を理解して受け取るのはとても困難です。
それにスピリチュアルのことばかり追ってしまうと、現実離れしてしまいます。けれど現実に目を向けると、ネガティブな思考になってしまうかもしれませんね。

出来る事なら、ネガティブな感情に犯されることなくずっとポジティブな感情で明るく生きていたいですね。私は、スピリチュアルな感覚が目覚めれば悪い事など起こらないのではないかと思い、一生懸命勉強していた時期があります。

でも、両方大事だよと教えてくださった人がいます。

どちらが良いとか悪いではなく、意味があってネガティブとポジティブがあるのだなと今は思います。それをいかにコントロールしていくかというところなのかなと思います。

そして霊が見えたり感じたりしやすい人は敏感で繊細な感覚を持っていて、自分自身をコントロールする事を困難に思う人が多いのではないかと思います。
ネガティブがよりネガティブに、ポジティブがよりポジティブになりやすいからです。

そんな時は胸の中心の自分の意識に集中してみてください。
きっと自分自身の感覚があるはずですので。
そういう感覚は、うまく使えないと悪いものになってしまいますが、うまくコントロールできれば、自分の人生にとって素晴らしいものになってくれます。
今世、どこまでの気づきがあるか、楽しみながらやっていけたらと思います。
そしてそんなふうに考える人が増えていけばいいなと思います。

 

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