週末にイギリスの田園地帯を散歩しました。
木々の間を通り抜け、小さくスペースが開いたところに出ると、空を数羽の鳥が飛んで行くのが見えました。
この鳥を見てふと笑顔が浮かびましたが、同時に、人間と比べて鳥はどのような世界を見ているのだろう。それは霊界からの視界に似ていて、鳥が見ているのはその小さいバージョンなのかもしれないと思ったのです。
人間の私達は、鳥ほどに周囲のことは見えません。
見えるのは前方と後方、そして左右です。
空を飛ぶ鳥は広大に遠方まで見渡し、私達には見えない遠くのものを見ることができます。
この鳥の視界、鳥瞰図は霊界を理解する一つの方法です。
人々は地上で人生という道のりを歩みながら過去を振り返ることはできますし、いま人生で起きていることは見えますが、未来に起きることは謎です。
何がこれから起きるか、見えない、わからないからです。
そのため、将来について不安を持っていると、とても心配でストレスになります。
人というのは、ありとあらゆることを心配し不安になるものです。
健康面、お金のこと、成功するかどうか、などいろいろあります。
人生に行き詰まってしまったと感じることもあれば、将来の夢や希望が叶わないのではないかと心配になったりします。
ここが、スピリットガイドや霊界と私達の大きな違いです。
彼らにはその人の人生の過去、現在、未来が見えます。
より全体的な視界でとらえていて、現在はその道のりの一つの段階に過ぎない様子も見えています。
物事はやがて変わることが見えており、彼らはその人が正しい道のりを進めるよう導き、助けようとします。
鳥についての学びで、大切なのはここです。
人間であるあなたにはこれから起こる出来事が見えませんから、あなたのガイドを信用すること、信じようと努めることが重要です。彼らには未来が見えるからです。
彼らに助けとガイダンスを求め、現在は未来ではないことをわかろうと努めてください。
未来の心配をしても助けにはならないということ、けれどできるだけ前向きに楽観的でいるようにすれば、ポジティブなエネルギーが生まれ、それがあなたの助けとなります。
ですから、見えない未来のことを心配し過ぎるのではなく、できる限り「いま」を味わい、楽しもうと努めましょう。
人生を俯瞰的に見る姿勢を持ち、ガイド達はあなたをできる限り助けたがっていることをわかりましょう。
キースビーハン
2014年10月までSAGB(英国スピリチュアリスト協会)にて5年間、看板講師を務める。
ミディアムでありサイキック。
その正確なクレアボヤンス(霊視)、クレアオーデイエンス(霊聴)、クレアセンティエンス(霊覚)の卓越した能力に加え、温かな人柄で、厚い信頼と高い評価を得ている。
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