やっぱり根性論だけじゃツライと思う! ~ 自分の身を守らないと意味がない ~

仕事は大事ですが心身の健康あってこそです。

相談できる人っている?

まず仕事を辞める前にやるであろうこと。
それは愚痴です。
横並びで愚痴を言い合うと思うのです。

一時的にはスッキリするかもしれません。
でも横並びのデメリットは権限がないことです。
不満や問題点が明確でも、そこでストップしてしまったらやはりただの愚痴なのです。
毎日同じ愚痴を言い続けている人ってたまにいますが、それってつまり何の進歩もなければ改善する気もないということです。

でも、良い仲間が横並びにいれば一緒に策を考えて問題点を上に持っていけるかもしれません。

ただ愚痴さえも言いづらい場合があります。
各々が違った業務をしていて、しかもずっと忙しそうだったという場合です。
これでは話しかけられませんし、共感されづらいので横並びの同僚がたくさんいても、精神的に孤立してしまうのです。

では相談できる上司はいるでしょうか。
上司が多忙な人でいつも何処かに行ってしまって不在だったりしないでしょうか。
あるいは多忙すぎて「そんなことで話しかけるな!」というオーラをだしていないでしょうか。
そうすると、結局相談できないので問題は棚上げになってしまうのです。

これって「最近の人はコミュ障ばっかりで困るな……」と苦笑して終わりにできる問題ではないのです。
会社というのはチームなのです。
横も縦もつながれなかったら、会社という大きな箱に孤立しているだけの存在になってしまいます。

相談できる相手がいなければ、悩みは膨らんで行くばかりです。
だったら正直言って辞めてしまって良いと思うのです。

また話を聞いてくれる人はいても本当に聞くだけで問題が一向に解決しない場合も苦痛が続くだけなので、辞めてしまって良いと思うのです。

 

早期退職者を募っているわけではないのに……

意思疎通や業務改善ができていない会社は危険過ぎます。
聞いた話では劣悪な環境過ぎて退職希望者が後を絶たず『退職の順番待ち』で辞められる日をみんなが心待ちにしている会社があるそうです。
おかしな話ですよね。
だって、そんなに退職希望者がいるなら『順番待ち』させながら求人をかけるのではなく退職希望者たちの話を聞くのがセオリーだと思うのです。
たまたま大量に退職希望者が出ただけで同じ人数新人を投入すれば解決するなんてことはあり得ないのです。
これではトコロテン方式で永遠に退職希望者が増えるばかりです。

 

それでも、やっぱり根性論なの?

そう考えると、やはり根性論だけでは仕事は続けられないと思うのです。
仕事は大事ですが心身の健康あってこそです。

悩みや問題が生じた時に連携して助け合えない環境だとしたら、人間の臓器が各々好き勝手して連携が取れず病気になってしまったのと同じです。

だから、以下の手順で良いと思うのです。

①自分が何に対して、どうして辞めたいと思っているかを明確にする
②真剣に相談に乗ってくれそうな人に相談する
③相談することで何とかなりそうかを検討し、改善案を実行する
④どうしても自分には合わないと思ったら根性論ではなく辞める
⑤自分の人格を否定せず次の仕事を探す

仕事は必ずしも苦痛の対価を貰う場所ではありません。
人生の質を高めるためのツールの1つなのです。

 

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