なぜ、心をニュートラルな状態に保つと良いのか!?
何かを成し遂げるには、できる限り自分の感情を交えないことです。
もしかすると、「え?」と思ったかもしれませんね。
だって、人間なので感情があってあたり前ですし、何かを成し遂げるには情熱や前向きな気持ちが必要だと思うからです。
感情を交えないということは、つねに自分の心をニュートラルな状態に保つということで、決して無感情でいろというわけではありません。
ニュートラルという言葉は、中立や中間という意味合いがあります。
何をするにも無感情でいるのは不可能ですからね。
感情には、快の感情と不快な感情があります。
快の感情には、喜び、嬉しさ、楽しさなどがあります。
反対に、不快な感情には、悲しみ、怒り、恐れ、悔しさなどがあります。
感情には波があります。
ずっと快の感情でいられれば良いのですが、どうしても日常の中では不快な感情に傾くことがあります。
むしろ、不快な感情の方が多いこともあるかもしれません。
喜んだり悲しんだりすることもありますし、その逆もありますよね。
そして、不快な感情のときは、快の感情にどうにか戻そうとしてしまいがちですが、戻れないと更に不快な感情になってしまうこともあります。
快の感情と不快の感情を行ったり来たりしているということは、感情に左右されている、振り回されているということになります。
これを繰り返してしまうと、心が消耗してしまいます。
そのため、快の感情と不快の感情のどちらかを極端に行き来するのではなく、その中間を意識することが大切なのです。
心をニュートラルな状態を保てれば物事が上手く進む!?
感情に極端に左右されないことで、目標達成のためにはどのような行動が必要かを的確に判断することができます。
そして、感情に左右されず、目標達成のために必要な行動を黙々とこなしていけば、自ずと結果に繋がっていくのです。
でも、感情を交えないで行動するのは、けっこう難しいことかもしれません。
だって、面倒だと感じてしまうことだってあるだろうし、怖くて行動することをためらってしまうこともあると思います。
なにより、人間には承認欲求があります。
承認欲求とは、他者から自分の存在を認められたいという願望のことです。
誰だって、自分の存在を認められたい、価値ある存在だと思われたいですし、褒められたり、良い人だと思われたりしたいですよね。
そういう様々な感情が湧き上がることは当然のことですが、これらの感情、すなわち承認欲求が無いほど物事は上手く進みやすいのです
特に、仕事のクオリティが高めたい方や、恋愛や人間関係を円滑にしていきたいという方は、承認欲求を捨てましょう。
なぜ承認欲求を捨てた方が良いのか!?
褒めてもらいたいと思いながら行動すると、目標達成に必要な行動よりも「自分が褒められるための言動」が無意識に優先されがちになります。
そうなってしまうと、本来の目標達成から遠ざかってしまったり、遠回りして時間がかかってしまったりします。
また、「認められたい」という想いが強すぎると、かえって上手く行かず、空回りしてしまうことあります。
他人の目を気にし過ぎているせいで本来の力が出せなかったり、的確な判断ができず、無駄な行動を取ってしまったりして、上手くいくはずのこともスムーズに行かなくなることもあります。
恋愛も同じように、意中の人に好かれたいという想いが強すぎると、嫌われることが怖くなってしまい、その人に媚びてしまったり断れなくなってしまったりすることがあります。
そうなってしまうと、「なんでも自分の思い通りになってしまう女」だと思われてしまい、遊ばれるだけ、利用されるだけで終わってしまい、本命になれない可能性が高まってしまうのです。
それだけでなく、反対に嫌われることだってあるので要注意ですよ。
承認欲求が強い原因は自己肯定感の低さ!?
実は、承認欲求が強いのは、自己肯定感の低さが原因です。
自分自身が、「自分は人から大切にされる存在」だと思えれば、他人の評価なんて、それほど気になりません。
どんな状況であっても、自己肯定感が高ければ、自分の判断を信じて行動を起こすことだってできるはずです。
しかし、自分自身が自分のことを認めることができていなければ、他の誰かに「すごいね」って認めてもらったり、褒めてもらったり必要が出てきてしまうのです。
そうなってしまうと、目標達成することよりも、自分が褒められることが優先されてしまうため、必要な行動より自分が褒められるための行動をしてしまうことになるのです。
実は、承認欲求を捨てて黙々と目標達成に必要な行動をした方が、結果的には承認欲求が満たされるような結果に繋がりやすいですよね。
自己肯定感を高めて、ニュートラルな状態で物事に取り組んだ方が得なのです。
だから、安心して感情を捨てて行動してみてください。
恋愛も同じように、好かれたいと思って相手の反応を気にするより、自分らしさが全面に出して素直な気持ちで接した方が断然、好かれやすいです。
恋愛だけでなく、友達付き合い、仕事の付き合いなども自己肯定感を高めて、自分らしさを大切にする方が上手く行きますよ。
もしかすると、自分を出すのが怖いと思うこともあるかもしれません。
でも、それはあなただけではないので、過剰に心配しないでくださいね。
人間関係を円滑にするコツは、自分から心を開いて素直になること、そして相手に期待し過ぎないことです。
いつも素直な自分を出しつつ、心をニュートラルな状態に保つことを意識してみてください。
目標達成のためには、誰かに認められたいなどという承認欲求や、面倒くさい、怖いなどのあらゆる感情を捨てて的確な判断のもと、黙々と行動を起こしていきましょうね。
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