アナタは大丈夫!? スマホの使い過ぎによる目のトラブルに注意!

スマホの画面だけでなく、その目で美しいモノをたくさん見て下さい。もっと世界を見て下さい。そうすると、目だけでなく、心ももっと健康になると思います。

スマホは必需品!?

ひと昔前まで、携帯電話は夢のような物でした。ドラえもんのポケットから出てくる道具のような!?

それなのに、着々と時代は進んで、お金持ちのオジ様しか持てなかった巨大な携帯電話が、今では持ち運びに便利なサイズになり、いつからか道端で公衆電話を探すのが大変なほど、携帯電話が普及しました。そして、更に携帯電話の機能が発展してスマートフォンという様々な機能が搭載された物がたくさんの人々に使われるようになりました。

スマートフォン、とても便利ですよね。そして、色々できて楽しいです。でも、ガラケーと呼ばれて消えかけているタイプのモバイルもスマホとは違った意味で便利なので、あれはあれで生き残ってくれたら良いなと思っています。

ただ、進化するのは良い事ですが、本来私たちが求めているニーズやウォンツがある程度満たされてくると、今度は違った方向性に進んでいくのが世の中です。

開発する側は、色々な機能をどんどん増やしてきます。「次の機種はこんな事も出来ちゃうんですよ!!」という感じで、次々に色々な事が出来るようになってきます。すると、ついつい新しいモノを買いたくなる心理が働いてしまうわけです。

そうなると、新しいモノを持っているからカッコイイという幻想に支配されてしまい、本来ならば従来のモノがまだまだ使えるのに新しい機種に買い替えてしまったりする人も多いのではないかと思います。あたかも新しいモノを持っていないと、取り残された原始人のように思われてしまうのではないかという不安に襲われて。アプリも同様ですよね。古い機種だと使えません的なモノが次から次へと出てくると、自分の意思とは関係なく、企業の思惑通りに買い替えを余儀なくされてしまいます。

使い捨ての時代は終わったとか、物を大切にしましょうとか言われる時代になりましたが、そのような視点で考えると、本当にそうなのかなと疑問に思う事もあります。

どちらかというと、本当に必要な機能だけで良いので、電池の消耗が少なくて、丈夫で壊れにくく、使いやすい携帯電話が増えてくれたらと思います。

色々な機能を必要以上に増やして、電池の消耗が激しく、そのせいで寿命が短いとなると、良いのか悪いのか、わからなくなりますよね。

とはいえ、なんだかんだで、持っていないと不便と思う自分もいるわけです。良い意味で進化してくれたら嬉しいなと、こっそり願う今日この頃です。

そんなわけで、今回は私たちの生活に密接に関係しているスマホに関するお話です。

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スマホ老眼とは

「スマホ老眼」という言葉を聞いたことがありますか。老眼と聞くと「それって、おばあちゃんが読書をする時にヨッコラショとか言いながらかける眼鏡の事でしょ」というようなイメージが浮かんできて、老眼鏡なんて、まだまだ自分には関係ないと思ったりするかもしれませんね。

しかし、最近では20代や30代でも老眼と同じような症状を訴える人が増えつつあるのです。そう考えると、もはや老眼という言葉さえ、新しい呼称が必要になってくるかもしれませんね。

老眼とは、近いところが見えにくくなるなどの症状で、40代前後から現れ始めて徐々に進行する目の老化現象の1つです。近くを見る時、少し離すと見えやすくなったりします。
個人差はありますが、誰もが老眼にはなる可能性はあります。

たまに、手を伸ばして新聞を自分から離して読んでいるお年寄りの方を見かけることがますよね。老眼になると、今まで見えていたものが30㎝位の位置ではぼやけてしまい、見えにくくなるのです。それで、手を伸ばして離して見るようになるのです。

スマホ老眼は、スマホ画面などの見過ぎが原因で、目のピント調整力が低下し、手元の文字が見づらくなったり、近くのものにピントが合わず、視界がぼやけてしまったりするなど、老眼のような症状が出てくるというものです。

 

老眼とスマホ老眼の違い

老眼は、加齢に伴い眼の調節機能が衰え、近くのものにピントが合いにくくなる状態のことです。一方、スマホ老眼は、スマホを近距離で見続け眼の筋肉の緊張状態が続き、老眼と同じようにピントの調節が利かなくなる状態です。

スマホ老眼は、ほとんどが一時的なものですが、スマホによる目の酷使を繰り返す内に症状が重篤化するケースも考えられ、注意が促されています。

スマホは、小さな画面に表示されている、小さな文字を凝視するので、眼の負担がとても大きくなります。1日中、いつでも、どこでも、メールやSNS、ゲームなどをスマホで見続けているという若い世代も少なくないため、注意が必要です。

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スマホ依存はとても危険!

スマホ老眼を防ぐ対策は、言うまでもなくスマホに依存し過ぎない事です。今の時代では、運転中でもスマホをいじっている人が本当に多いです。一昔前なら、迷惑行為といえば歩きタバコくらいなものでしたが、今はスマホもかなり迷惑行為のツールと化しています。

空気が読める人間かどうか、マナーが守れるかどうかは、どんなにカッコつけても普段のスマホの使い方を見ていれば、簡単に見抜けると言っても良いほど、スマホは世の中に浸透しています。

最近では『ポケモンGO』というゲームが流行っていますが、その影響で歩きスマホが更にエスカレートしてきました。何しろゲーム画面を見ながら街中を歩き回るので、本当に危ないです。もちろん、ポケモンに罪があるわけではありません。ゲーム性を楽しみながらマナーもしっかり守れるなら、それなりに有意義な存在だと思います。

とにかく、スマホから一秒たりとも目を離せない。そういうふうになってしまったら、もはやスマホ老眼とか言っている場合ではなく、本当に危険な目にあう恐れもあります。

スマホは本当に便利です。開発をした人は素晴らしいです。しかし、使う人も高い意識レベルを持たなければ意味が無いのです。

スマホの画面だけでなく、その目で美しいモノをたくさん見て下さい。もっと世界を見て下さい。そうすると、目だけでなく、心ももっと健康になると思います。

 

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