楽しかったゴールデンウィーク

新年度を迎え、私たちはそれぞれ、様々なことを頑張ってきました。
ゴールデンウィーク、休めた方も、そうでない方も、もしかしたら心身の疲れはピークかもしれません。
身体の疲れやストレスが溜まりやすい時期なので覚悟はしていたかもしれませんが、その威力は想像以上かもしれません。

心と身体は密接な関係にあります。
体調が悪くなる原因は身体だけではない場合もあります。
「病は気から」ということわざの通り、心の不調から身体が弱る場合もあるのです。

自分の心と身体を労わってあげることが大切です。
自分のために、栄養のある食事で身体を喜ばせ、質の良い睡眠、休息を取ってあげましょう。
そして、自分の時間を作り、好きなことをして気分転換することも大切です。

今回は栄養面をサポートしてくれる食材、ヤングコーンのお話をします。

ヤングコーンとは

ヤングコーンは、その名の通り、「ヤングなコーン」です。
なぜヤングかというと、スイートコーンの実が大きくなる前に若採りしたものだからです。
（スイートコーンとは、トウモロコシの中でも甘みが強い品種の総称です。）
通常は1本の株から、２本のスイートコーンを収穫します。
ところが、実際には３本以上の実がなることがあります。
この３本目以降の実は、先の２本の実を太らせるために摘み取られ、ヤングコーンとして出回るのです。
ヤングコーンはスイートコーンとは別物だと思われがちですが、収穫前の未成熟なスイートコーンです。
スイートコーンの栽培過程で出来るものなので、実は別物ではないのです。

ヤングコーンは今が旬！

ヤングコーンはスイートコーンの収穫時期よりも前の5月から6月にかけて収穫されます。
スイートコーンは夏から初秋（6月～9月中旬）にかけて収穫されます。
ヤングコーンはスイートコーンの栽培過程で出来るものなので、スイートコーンの収穫時期よりも前に収穫されるのです。
ヤングコーンは今が旬！　新鮮なものがお店に並んでいる今、ぜひ美味しく召し上がって下さい。

低カロリーでヘルシー

ヤングコーンは、収穫前の未成熟なスイートコーンの実なので、大きさも１本10g程度と通常のスイートコーンよりも小さいのが特徴です。
カロリーは１本（10g程度）あたり、3 kcalと低カロリーなのでダイエットに最適な食材です。
シャクシャクと食感が良く、食べ応えもあります。

美容と健康をサポート

ヤングコーンの主な成分は炭水化物です。
コレステロールを下げ、動脈硬化の予防に効果的なリノール酸、貧血の予防、肺がん・直腸がん・子宮頸がん・心臓病の予防に効果的な葉酸を多く含んでいます。
また、便秘の改善や美容に効果的な食物繊維、高血圧の予防に効果的なカリウムも多く含んでいます。

ヤングコーンの選び方

はりがありみずみずしいもの、色がきれいで大きすぎないものが良いです。
缶詰のイメージがあるかもしれませんが、旬の時期には新鮮なものを手に入れることも出来ます。
最近は、皮をキレイに剥いた状態でパック詰めされたものだけでなく、外皮が付いたままのものも見かけるようになりました。
外皮が付いたものの方が日持ちしますし、ヒゲや内側の柔らかい皮も美味しく食べられるのでおススメです。

ヤングコーンの食べ方

採りたてのものは生でも食べられますが、基本的に塩茹でしてから調理します。
そのままマヨネーズやドレッシングで食べたり、炒め物や煮物、焼き物、サラダ等で食べたりします。
皮つきのまま焼いて食べても美味しいです。
外皮をつけたまま、家庭にある魚焼き用のグリルや七輪などで焼いて下さい。
外側の焦げた硬い葉を剥いて、中の柔らかい葉に包まれたヤングコーンをヒゲごとかじって食べると、甘い香りと味が口に広がり、とても美味しいです。
また、ヒゲが付いたまま天ぷらにしても美味しいです。
ヒゲが思いのほか、美味しいことに驚くことでしょう。

心も身体も食事で作られている！

心の健康も、身体の健康も、食べ物で作られています。
心が病んでしまうと、ストレス喰いしたり、薬に頼ったりしてしまいがちですが、それは間違いです。
心、それは脳であり、脳も臓器の一つです。
栄養が足りなければ脳も疲れて弱ってしまいます。
ぜひ、食事を見直してみて下さい。
最初から全てを変えるのは大変なので、まずは、今回紹介したヤングコーンなどといったヘルシーな旬な食材を取り入れることから始めてみて下さいね。

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